ネイチャーがＳＴＡＰ論文撤回 発表から５カ月 研究成果白紙

　新型万能細胞とされるＳＴＡＰ（スタップ）細胞の論文不正問題で、英科学誌ネイチャーは７月２日、理化学研究所の小保方晴子（おぼかた・はるこ）・研究ユニットリーダー（３０）らが執筆した論文２本を取り下げたと発表した。著者による撤回申請を受け決定した。世界的に注目されたＳＴＡＰ論文は発表から約５カ月で無効となり、研究成果は白紙に戻った。産経 Ex contents.,2014.7.3

露大富豪、落札ノーベル賞メダル返還

　ロシアの大富豪、アリシェル・ウスマノフ氏（６１）、今月４日に競売に掛けられたノーベル医学生理学賞のメダルの落札者であることを明かし、出品した受賞者の米分子生物学者、ジェームズ・ワトソン博士（８６）にメダルを返還する意向を示した。９日、英ＢＢＣが伝えた。

　４７５万７０００ドル（約５億５５００万円）で落札したウスマノフ氏は「すばらしい科学者が、栄誉あるメダルを売らなければならない事態は受け入れがたい」としている。ウスマノフ氏の資産総額は１５８億ドルという。産経 SankeiBiz.,2014.12.11