バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

富士フイルム 中国企業の「アビガン」模造薬で調査 提訴も

2014年12月10日 | NEWSクリッピング
 中国企業が開発したインフルエンザ薬が、富山化学工業(東京)が開発しエボラ出血熱の治療薬として期待を集めている「アビガン(一般名・ファビピラビル)」を模造し、特許を侵害している可能性があるとし、同社のグループ企業である富士フイルムホールディングス(HD)が調査を実施し、提訴を検討していることがわかった。

 富士フイルムによると、該当する中国のインフルエンザ薬は現時点で入手できておらず、引き続き調査が必要としているが、仮に特許を侵害していると判断された場合は、警告を実施。これに従わない場合には、製造差し止めを求めて提訴に踏み切ることになるとしている。産経 SankeiBiz.,2014.12.10


9月発売の抗がん剤新薬、患者5人死亡 製薬会社「慎重に投与を」

2014年12月10日 | NEWSクリッピング
 9月に販売が始まった前立腺がんの抗がん剤「ジェブタナ」を投与された患者のうち5人が死亡していたことが10日、製薬会社への取材で分かった。販売する「サノフィ」(東京)は、投与との因果関係を否定できないとしており、慎重に投与するよう医療機関に注意を呼び掛けている。

 同社によると、ジェブタナは9月4日~12月3日の3カ月間に約200人の患者に投与され、40人に白血球の一種「好中球」が減少する症状が確認された。うち60代3人、70代2人が感染症などで死亡した。 産経 SankeiBiz.,2014.12.10