バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

光学活性なアミン誘導体の製造方法

2013年06月16日 | 医療 医薬 健康

国際出願番号 : PCT/JP2009/065240 国際出願日 : 2009年9月1日
国際公開番号 : WO2010/024444 国際公開日 : 2010年3月4日
出願人 : ダイセル化学工業株式会社 発明者 : 長澤 透 外4名

イミン誘導体を立体選択的に還元する新規な酵素を単離精製し、該酵素をコードするポリヌクレオチドをクローニングした。イミン誘導体に、当該化合物を立体選択的に還元しうる能力を有する微生物の培養物、菌体またはその処理物及もしくはイミン還元酵素を作用させ、生成する光学活性なアミン誘導体を回収することにより、光学活性なアミン誘導体を製造する。本発明によって、たとえば下記式(IV)で示される光学活性な化合物を製造することができる。Google Patent.,WO 2010024444 A1

式(IV)
【化1】




国際出願番号 : PCT/JP2009/065244 国際出願日 : 2009年9月1日
国際公開番号 : WO2010/024445 国際公開日 : 2010年3月4日
出願人 : ダイセル化学工業株式会社 発明者 : 長澤 透 外4名
発明の名称 : 光学活性なアミン誘導体を製造するための方法

イミン誘導体に、当該化合物を立体選択的に還元しうる能力を有する微生物の培養物、菌体またはその処理物を作用させ、生成する光学活性なアミン誘導体を回収することにより、光学活性なアミン誘導体が製造される。
本発明によって得られる光学活性なアミン誘導体は、医薬の合成原料として有用である。本発明によって、たとえば下記式(IV)で示される光学活性な化合物を製造することができる。
式(IV)



(式中、R基は炭素数1~3個のアルキル基を、nは1~4の整数を表す)
Google Patent.,WO 2010024445 A1

タンパク質製造方法,融合タンパク質及び抗血清

2013年06月16日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸
国際出願番号 : PCT/JP2009/063603 国際出願日 : 2009年7月30日
国際公開番号 : WO2010/013789 国際公開日 : 2010年2月4日
出願人 : 国立大学法人 岡山大学 外1名 発明者 : 酒井 裕 外1名

微生物を利用した異種タンパク質の製造のための高効率の製造方法並びに融合タンパク質及び抗血清が開示されている。当該製造方法は,タンパク質(A)を融合タンパク質の形で製造するための方法であって,(a)タンパク質(A)を構成するペプチド鎖をBacillus thuringiensisが産生するCryタンパク質のC末端側ペプチド鎖又はその断片(B)のN末端側又はC末端側に連結させてなる融合タンパク質をコードするDNAを作製するステップと,(b)該DNAを宿主細菌に導入して該宿主細菌を形質転換するステップと,(c)形質転換された宿主細菌中で融合タンパク質を発現させるステップとを含んでなるものである製造方法,並びに得られた融合タンパク質からペプチド鎖(B)を除去するステップを含んでなるタンパク質(A)の製造方法である。 Google Patent.,WO 2010013789 A1

iPS製品の審査基準、米欧と共通化協議へ

2013年06月16日 | NEWSクリッピング

 政府は、需要の拡大が見込まれる再生医療製品について、米国や欧州諸国に対し、製造・販売の審査基準の共通化を働きかける方針を固めた。
 事実上の国際基準づくりで、製造国の審査を通った製品は、輸出先での審査の簡略化を図る。医療現場に新製品を迅速に供給するとともに、競争力のある日本製品の普及につなげる狙いもある。読売新聞(web版)2013-06-16


野口英世と現代 ガーナと福島つなぐ「アフリカを行く」展

2013年06月16日 | 医のかたち(教育 政策 行政)
 横浜で開かれた第5回アフリカ開発会議(1~3日)を機に、気鋭のアーティスト2人が、アフリカを訪れた体験をもとに新作を発表している。ヨコハマ創造都市センター(横浜市中区)で開催中の「小沢剛 高木正勝 アフリカを行く」展だ。MSN産経新聞(Online)2013.6.6


動物を含まない細胞培養方法

2013年06月16日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2010-157682 出願日 : 2010年7月12日
公開番号 : 特許公開2010-273683 公開日 : 2010年12月9日
出願人 : グラクソスミスクライン バイオロジカルズ ソシエテ アノニム 発明者 : アーツ,ブリジット,ジスレーン,ルイーズ 外4名

【課題】第一動物供与源の外因性成分の不在下における、動物の二倍体足場依存性細胞培養の方法、および該方法を実施するのに適した第一動物供与源の外因性成分を実質的に含まない細胞培養培地の提供。
【解決手段】
本発明は、第一動物供与源の外因性成分の不在下における、動物、好ましくはヒトの二倍体足場依存性細胞培養の方法、および該方法を実施するのに適した第一動物供与源の外因性成分を実質的に含まない細胞培養培地に関する。特に、本発明は、少なくとも1つ、より好ましくはいくつかの外因性動物非含有増殖因子を含む細胞培養培地に関する。本発明はまた、細胞を継代するために非動物供与源のトリプシン代替品を使用することを含み、本発明の培地中で、動物、好ましくはヒトの二倍体足場依存性細胞を培養する方法にも関する。本発明はさらに、ウイルス、ウイルスワクチン等の製造方法に関する。明細書 pdf >> かんたん特許検索


動物を含まない細胞培養方法
出願人: グラクソスミスクライン バイオロジカルズ ソシエテ アノニム
出願 2006-504501 (2004/03/01) 公開 2006-519023 (2006/08/24)

 本発明は、第一動物供与源の外因性成分の不在下における、動物、好ましくはヒトの二倍体足場依存性細胞培養の方法、および該方法を実施するのに適した第一動物供与源の外因性成分を実質的に含まない細胞培養培地に関する。特に、本発明は、少なくとも1つ、より好ましくはいくつかの外因性動物非含有増殖因子を含む細胞培養培地に関する。本発明はまた、細胞を継代するために非動物供与源のトリプシン代替品を使用することを含み、本発明の培地中で、動物、好ましくはヒトの二倍体足場依存性細胞を培養する方法にも関する。本発明はさらに、ウイルス、ウイルスワクチン等の製造方法に関する。明細書 pdf >> かんたん特許検索


ワクチン組成物および全身的ワクチン接種による粘膜性免疫応答誘導方法

2013年06月16日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

出願番号 : 特許出願平6-518202 出願日 : 1994年2月3日
公表番号 : 特許公表平8-508718 公表日 : 1996年9月17日
出願人 : ユニバーシティ・オブ・ユタ・リサーチ・ファウンデイション 発明者 : デイネス,レイモンド・エイ 外1名

本発明は、抗原およびリンパ系器官調節剤からなるワクチンに関する。適当なリンパ系器官調節剤は、1,25-ジヒドロキシビタミンD3ならびに細胞内ビタミンD3受容体を活性化しうるビタミンD3誘導体、全トランス-レチノイン酸、レチノイン酸誘導体、レチノール、レチノール誘導体およびグルココルチコイドを包含するが、これらに限定されない。該ワクチン組成物は、さらに免疫応答増強剤からなっていてもよい。免疫応答増強剤は、T細胞のリンホカイン産生を促進する。適当な免疫応答増強剤は、DHEAおよびDHEA誘導体を包含するが、これらに限定されない。DHEA誘導体の例は、DHEA硫酸(DHEA-S)、16-α-ブロモ-DHEA、7-オキソ-DHEA、16-α-ブロモ-DHEA-Sおよび7-オキソ-DHEA-Sを包含するが、これらに限定されない。明細書PDF >> バイオ塾情報創庫DB


α-ガラクトースエピトープ発現ウイルス及びワクチンの作製方法

2013年06月16日 | 医療 医薬 健康
国際出願番号 : PCT/JP2010/067082 国際出願日 : 2010年9月30日
国際公開番号 : WO2011/040526 国際公開日 : 2011年4月7日
出願人 : 国立大学法人帯広畜産大学 外1名 発明者 : 小川 晴子 外2名
発明の名称 :
要約:

酵素を用いることなく、ウイルスに対する免疫応答が増強されたα-Gal発現ウイルスを作製できる方法、及びこの方法で作製したα-Gal発現ウイルスを用いた、効果(抗原性)の高いインフルエンザウイルスワクチン等を提供する。α-Gal発現ウイルスの作製方法。(1)α-ガラクトースエピトープ(Galα1-3Galβ1-4GlcNAc-R:以下α-Gal)を発現しない細胞系に、α1,3-ガラクトース転移酵素遺伝子を発現し得る状態で導入して、α-Galを発現し得る細胞系を得る工程、(2)α-Galを発現し得る細胞系にウイルスを接種して、ウイルス感染した細胞系を得る工程、および(3)ウイルス感染した細胞系を培養して、培養液からα-Galを発現するウイルスを得る工程を含む。この方法でα-Galを発現するウイルスを作製し、得られたウイルスからワクチンを作製する、ワクチンの作製方法。
Google Patent.,WO 2011040526 A1


不活化日本脳炎ウイルス粒子をアジュバントとして使用する方法

2013年06月16日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
国際出願番号 : PCT/JP2009/059671 国際出願日 : 2009年5月27日
国際公開番号 : WO2009/147980 国際公開日 : 2009年12月10日
出願人 : 一般財団法人化学及血清療法研究所 発明者 : 森山 真 外3名

不活化日本脳炎ウイルス粒子をアジュバントとして使用する方法を提供する。日本脳炎ウイルス(JEV)北京-1株をVero細胞に接種し、該JEV感染細胞を培養して得られる培養細胞又は培養上清からJEV粒子を精製し、該JEV粒子をホルマリンで不活化して得られる不活化JEV粒子を種々のワクチンまたは混合ワクチンのアジュバントとして使用する方法、当該JEV粒子を含有させる工程を含む(混合)ワクチンの製造方法及び当該製造方法により得られた(混合)ワクチン。google patent.,WO 2009147980 A1