バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

新規モノクローナル抗体、並びにその使用

2013年06月17日 | 医療 医薬 健康

国際出願番号 : PCT/JP2010/001112 国際出願日 : 2010年2月20日
国際公開番号 : WO2010/095461 国際公開日 : 2010年8月26日
出願人 : 国立大学法人 東京大学 外1名 発明者 : 浜窪 隆雄 外5名

【課題】ヒトGPR87に対するモノクローナル抗体の提供。悪性腫瘍の新規な診断・治療手段の提供。
【解決手段】ヒトGPR87に対するモノクローナル抗体を提供する。この抗体は、細胞膜上に立体構造を保持した状態で発現したヒトGPR87を認識でき、エピトープが、ヒトGPR87全長のうち、細胞外領域に存在し、かつ細胞に内在性に発現するGPR87を認識できる。従って、GPR87の生化学的解析などに有用なほか、扁平上皮癌の免疫組織学的診断などにも有用であり、また、扁平上皮癌のPET診断、治療用抗体などにも有用な可能性がある。Google Patent.,WO 2010095461 A1


カゼインキナーゼ1δ及びカゼインキナーゼ1ε阻害剤

2013年06月17日 | ファインケミカル 中間体
国際出願番号 : PCT/JP2009/007329 国際出願日 : 2009年12月28日
国際公開番号 : WO2010/092660 国際公開日 : 2010年8月19日
出願人 : 株式会社ファルマデザイン 外1名 発明者 : 岡本 雅子 外1名

カゼインキナーゼ1δならびにカゼインキナーゼ1εを阻害することにより、該阻害剤はカゼインキナーゼ1δあるいはカゼインキナーゼ1εの活性化機序が病態に関連している疾患の治療及び/又は予防に有用な医薬を提供する。とりわけ、該阻害剤は、概日リズム周期障害(睡眠障害を含む)、中枢神経変性疾患、癌の治療のために有用な医薬を提供する。



一般式(1)で表されるオキサゾロン誘導体、もしくはその塩又はそれらの溶媒和物もしくはそれらの水和物を有効成分として含むカゼインキナーゼ1δ及びカゼインキナーゼ1ε阻害剤[式(1)中、R1及びR2はそれぞれ独立して、縮合環を有していてもよい置換もしくは無置換の6員環あるいは5員環複素環基、縮合環を有していてもよい置換もしくは無置換の芳香族炭化水素基、縮合環を有していてもよい置換もしくは無置換の芳香族炭化水素低級アルキル基あるいは芳香族炭化水素低級アルケニル基のいずれかを示す。]。Google Patent.,WO 2010092660 A1


抗TM4SF20抗体を用いた癌の診断と治療

2013年06月17日 | 癌 ガン がん 腫瘍

国際出願番号 : PCT/JP2009/007237 国際出願日 : 2009年12月25日
国際公開番号 : WO2010/073694 国際公開日 : 2010年7月1日
出願人 : 国立大学法人 東京大学 外1名 発明者 : 油谷 浩幸 外2名

本発明は、TM4SF20タンパク質に結合する抗体、及び前記抗体を利用した癌の診断と治療に関する。すなわち、本発明は、抗TM4SF20抗体、及び前記抗体を有効成分とする医薬組成物(例えば、抗癌剤、癌診断薬)を提供する。Google Patent.,WO 2010073694 A1


癌及び喘息治療のための医薬組成物

2013年06月17日 | 癌 ガン がん 腫瘍

国際出願番号 : PCT/JP2009/070812 国際出願日 : 2009年12月14日
国際公開番号 : WO2010/067882 国際公開日 : 2010年6月17日
出願人 : 株式会社クレハ 発明者 : 星 裕孝 外2名

癌及び喘息治療のための医薬組成物を提供する。
本発明の課題は、ムチンサブタイプ5ACのmRNAを、RNA干渉を介して開裂することのできるsiRNA、又はムチンサブタイプ5ACに対する抗体を有効成分として含む、医薬組成物によって解決できる。本発明により、MUC5ACの過剰発現を伴う疾患の治療を効率よく行うことができる。MUC5ACが発現している癌、特には膵臓癌においては、本発明のsiRNAを含む医薬組成物は、癌の治療に効果的に用いることが可能である。また、本発明のsiRNA又は抗体は、喘息において、MUC5ACの発現又は機能を抑えることによって、喘息の症状を効果的に予防又は治療することが可能である。Google Patent.,WO 2010067882 A1


軸索輸送されないボツリヌス神経毒素製剤

2013年06月17日 | 医薬工学 製剤 DDS

国際出願番号 : PCT/JP2009/003661 国際出願日 : 2009年7月31日
国際公開番号 : WO2010/013494 国際公開日 : 2010年2月4日
出願人 : 一般財団法人化学及血清療法研究所 外1名 発明者 : 赤池 紀生 外8名
発明の名称 : 軸索輸送されないボツリヌス神経毒素製剤を含有する医薬組成物およびその利用

非投与部位での副作用のないボツリヌス毒素製剤を提供するために、投与部位以外の部位において軸索輸送に伴う副作用を示さないことを特徴とするHA蛋白質非産生性のボツリヌス菌に由来する分子量150kDaの神経毒素を主成分として含有する医薬組成物を用いる。上記ボツリヌス神経毒素は、A1型ボツリヌス菌由来神経毒素と比較して、神経軸索を介して非投与部位へ輸送されないため、体重1kgあたり15Uより多く25U以下まで大量投与可能となる。Google Patent.,WO 2010013494 A1


細胞増殖阻害剤

2013年06月17日 | 医療 医薬 健康

国際出願番号 : PCT/JP2009/062975 国際出願日 : 2009年7月17日
国際公開番号 : WO2010/008069 国際公開日 : 2010年1月21日
出願人 : 国立大学法人名古屋大学 発明者 : 高橋 隆 外2名

 本発明者らは、マスター調節因子TTF-1が制御する分子メカニズムを解明することで、TTF-1特異的な発癌プロセスを明らかにし、lineage-specific survival signalという新しい癌化シグナルの本態を解明することに着目し、マスター調節因子TTF-1による、受容体型チロシンキナーゼであるROR1の発現誘導を見出し、特徴的な癌化シグナル伝達システムが存在することを明らかにした。ekouhou 特許公開・明細書(全文)


増強された生物学的能力を有するインターフェロン-βのポリマー結合体

2013年06月17日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2012-138434 出願日 : 2012年6月20日
公開番号 : 特許公開2012-232984 公開日 : 2012年11月29日
出願人 : マウンテン ビュー ファーマシューティカルズ,インコーポレイテッド 発明者 : サイファー, マーク ジー. ピー. 外3名

【課題】サイトカインおよびそのレセプター結合アンタゴニスト、特に非グリコシル化インターフェロン-β、のポリマー結合体の合成のための方法を提供する。
【解決手段】水溶性ポリマー(例えば、ポリ(エチレングリコール)およびその誘導体)の生物活性成分(特に、レセプター結合タンパク質(特に、サイトカインのような治療用もしくは診断用生物活性成分))との結合体の調製のための方法を提供し、このようなサイトカインとしては、インターフェロン-β、そしてより具体的には、インターフェロン-β-1bが挙げられる。生成された結合体および組成物は、サイトカインのレセプター結合ドメインを避けることを目的としない伝統的なポリマーカップリング法によって生成されたものと比較して、高レベルの生物学的効力を保持する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)


高血圧および血管新生におけるエンドセリン-1/アンジオテンシンII二重レセプター(DEAR)の役割

2013年06月17日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2012-168420 出願日 : 2012年7月30日
公開番号 : 特許公開2012-233000 公開日 : 2012年11月29日
出願人 : トラスティーズ オブ ボストン ユニバーシティ 発明者 : エレーラ,ヴィクトリア・エル・エム 外1名

【課題】高血圧に対する感受性を示すかまたは高血圧による現在の苦痛を示すエンドセリン-1/アンジオテンシンII二重レセプター(Dear)における突然変異および/または多型の同定。Dearの調節による血管新生のモデュレーションのための方法の提供。
【解決手段】患者から得た生物学的サンプル中のエンドセリン-1/アンジオテンシンII二重レセプター(Dear)における少なくとも1つの突然変異または多型の存在または不存在の検出。患者に有効量のエンドセリン-1/アンジオテンシンII二重レセプター(Dear)阻害剤を投与することを含む、個体における血管新生を阻害するための方法。ekouhou 特許公開・明細書(全文)


治療的処置のための粘液腫ウイルスとラパマイシンの組み合わせの使用

2013年06月17日 | 癌 ガン がん 腫瘍

出願番号 : 特許出願2012-197457 出願日 : 2012年9月7日
公開番号 : 特許公開2012-236860 公開日 : 2012年12月6日
出願人 : ロバーツ リサーチ インスティテュート 発明者 : グラント マクファドゥン 外2名

【課題】腫瘍細胞を選択的に標的とする一方で、健常な細胞に対する毒性をより低くして、健常細胞が影響を受けないままでいる可能性をより高くする新しい抗癌療法を提供する。
【解決手段】本発明は、ラパマイシンとの併用など、粘液腫ウイルスを組み合わせて治療上使用することに関係する。ラパマイシンによる処理は、インターフェロンに応答しない細胞など、先天的な抗ウイルス応答が欠損した細胞に粘液腫ウイルスが選択的に感染する能力を増進させる。ラパマイシンと粘液腫ウイルスの組み合わせを利用して、前記細胞が存在することを特徴とする、癌などの病気を治療することができる。また、本発明は、機能的M135Rを発現しない粘液腫ウイルスを治療上使用することにも関係する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)


腫瘍性疾患を治療するための組成物及び方法

2013年06月17日 | 癌 ガン がん 腫瘍

出願番号 : 特許出願2012-198263 出願日 : 2012年9月10日
公開番号 : 特許公開2012-236862 公開日 : 2012年12月6日
出願人 : ダナ ファーバー キャンサー インスティテュート,インコーポレイテッド 発明者 : アンダーソン,ケニス シー. 外1名

【課題】ボルテゾミブ耐性を克服するための療法を提供することを課題とする。
【解決手段】腫瘍性疾患患者における腫瘍性疾患を治療するための医薬であって、式(I):(式中、Xはフッ素、塩素、臭素又はヨウ素から成る群から選択される)の化合物又はその薬学的に許容可能な塩を含み、該腫瘍性疾患が少なくとも1つの他の化学療法剤に耐性である、医薬を提供する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)