重い無精子症の男性から精子になる前の「円形精子細胞」を取り出して、活性化した卵子に直接注入させる顕微授精により、80人の子供が産まれていることを、北九州市のセントマザー産婦人科医院(田中温院長)が10日、明らかにした。国内初の出産例として、札幌市で開催されている日本産科婦人科学会で12日に発表する。
田中院長によると、男性の100人に1人が無精子症で、うち約7割がより重い「非閉塞性無精子症」とされる。今回の治療は、その中でも精子になる前の「円形精子細胞」を持つ約3割の人に実施できる。時事ドットコム.,2013/05/10
田中院長によると、男性の100人に1人が無精子症で、うち約7割がより重い「非閉塞性無精子症」とされる。今回の治療は、その中でも精子になる前の「円形精子細胞」を持つ約3割の人に実施できる。時事ドットコム.,2013/05/10