バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

テラはiPS細胞用いた再生医療実用化を目指す日本網膜研究所に出資していることに注目

2013年06月15日 | ビジネス 政策
 バイオベンチャーのテラ <2191> (JQS)の14日株価は129円高の2579円と大きく買われた。去る、7日の1999円で完全に底を打ったといえる展開である。

 東京大学医科学研究所発のバイオベンチャーで、がん免疫療法の樹状細胞ワクチン療法など、がん治療技術を医療機関に提供している。治療数に応じた収入が収益柱で、契約医療機関は前期(12年12月期)末時点で29カ所(基盤提携医療機関11カ所、提携医療機関6カ所、連携医療機関12カ所)である。また、iPS細胞を用いた再生医療実用化を目指す日本網膜研究所に出資し、がん新薬を中心とした治験支援事業に新規参入するため子会社タイタンを設立するなど、成長に向けた施策を実行しているSearchina/.2013/06/14

ABO血液型不適合腎移植の成績向上、脾摘不要に

2013年06月15日 | 医療 医薬 健康
 献腎移植が少ないわが国では、ドナー適応拡大の切り札としてABO血液型不適合腎移植が早くから注目され、多くの症例に実施されてきた。近年、最大の課題とされた抗体関連型拒絶反応(AMR)も、免疫抑制療法の進歩により解決の道が開け、期待はさらに高まってきた。日経BP(NGメディカルWebサイト)2011年6月17日


炎症や自己免疫疾患に関わる遺伝子の機能を解明

2013年06月15日 | からだと遺伝子


−転写因子Bach2がアレルギーなどを引き起こす炎症性T細胞への分化を制御−
•Bach2は、クローン病、セリアック病、I型糖尿病などに関連する転写因子
•Bach2はT細胞の“活性化されやすさ”を決め、炎症性T細胞への分化を抑制
•炎症・自己免疫疾患の予防・診断・治療法などへの手掛かりに
独立行政法人理化学研究所 2013年6月11日


子宮頸がん:接種勧めず ワクチン副作用検証へ 厚労省

2013年06月15日 | 癌 ガン がん 腫瘍
 4月から予防接種法に基づく定期接種が始まった子宮頸(けい)がんワクチンについて、厚生労働省の専門家検討会は14日、接種後に体に痛みを訴える中高生らが相次いでいることを受け、積極的に接種を勧めることを一時差し控えることを決めた。厚労省は定期接種自体は中止せず、原因や症例を詳しく調べる。定期接種の積極勧奨を控えるのは2005年の日本脳炎に次いで2例目。毎日新聞 2013年06月14日


がん細胞:効率的に攻撃する繊維開発 物質・材料研

2013年06月15日 | 癌 ガン がん 腫瘍
 がん細胞に直接貼って、がん細胞を効率的に攻撃する繊維を、物質・材料研究機構(茨城県つくば市)の荏原充宏研究員らのチームが開発したと14日、発表した。熱と抗がん剤を組み合わせた。局所的な治療で、抗がん剤による副作用の軽減が期待できるという。同日付の独科学誌「アドバンスト・ファンクショナル・マテリアルズ」(電子版)に掲載された。毎日新聞 2013年06月14日


ニホンウナギから人類初のビリルビンセンサー

2013年06月15日 | 診断 分析 検査 予防 実験動物
-ウナギが光る仕組みを解明、その特性を利用して臨床検査蛍光試薬を開発-

理化学研究所(理研、野依良治理事長)は、ニホンウナギの筋肉に存在する緑色蛍光タンパク質が、バイオマーカーとして有名なビリルビンと結合して蛍光を発する仕組みを発見しました。この成果を応用して、ヒトの血清などに含まれるビリルビンを直接的に定量する蛍光検出試薬(ビリルビンセンサー)を開発しました。これは、理研脳科学総合研究センター(利根川進センター長)細胞機能探索技術開発チームの宮脇敦史チームリーダー、熊谷安希子基礎科学特別研究員らの研究チームによる成果です。理研プレスリリース 2013年6月14日



日本チェーンドラッグストア協会、市販薬ネット販売の自粛解除

2013年06月15日 | NEWSクリッピング
マツモトキヨシホールディングスなどが加盟する、日本チェーンドラッグストア協会は、リスクが特に高いとされる25品目を除く、市販薬のインターネット販売について、自粛を解除すると発表した。
日本チェーンドラッグストア協会は、一般用医薬品のネット販売全面解禁を含む成長戦略が、14日に閣議決定されたことを受け、第1類と第2類の医薬品のネット販売について、自粛の解除を発表した。FNN news.,2013-06-15


タンパク質の生産方法

2013年06月15日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

国際出願番号 : PCT/JP2010/059881 国際出願日 : 2010年6月10日
国際公開番号 : WO2010/143698 国際公開日 : 2010年12月16日
出願人 : 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 外1名 発明者 : 川上 浩一 外3名

本発明は、目的タンパク質をコードするDNAおよび選択マーカー遺伝子を含む遺伝子断片の両端にトランスポゾン配列を含むタンパク質発現ベクターを浮遊性の哺乳動物細胞に導入し、一対のトランスポゾン配列の間に挿入された該遺伝子断片を該哺乳動物細胞の染色体に組み込んで該目的タンパク質を発現する哺乳動物細胞を得て、かつ該哺乳動物細胞を浮遊培養して該目的タンパク質を生産する方法、および目的タンパク質を発現する浮遊性の哺乳動物細胞に関する。Google Pat.,WO 2010143698 A1


血液腫瘍治療を目的とした抗IL-3Rα抗体

2013年06月15日 | 抗体 免疫 抗原 

国際出願番号 : PCT/JP2010/057510 国際出願日 : 2010年4月27日
国際公開番号 : WO2010/126066 国際公開日 : 2010年11月4日
出願人 : 協和発酵キリン株式会社 発明者 : 俵 知紀 外2名

本発明は、IL-3シグナルを阻害せず、かつヒトIL-3Rα鎖のBドメインに結合し、Cドメインには結合しない、ヒトIL-3Rα鎖に対する抗体、ヒトIL-3Rα抗体を有効成分として含むことを特徴とする、被検体において、骨髄または末梢血にIL-3Rαが発現している細胞が認められる血液腫瘍を予防又は治療するための組成物、ヒトIL-3Rα抗体を有効成分とする組成物を被検体に対して投与することを含む骨髄または末梢血にIL-3Rαが発現している細胞が認められる血液腫瘍の治療方法を提供する。Google Pat.,WO 2010126066 A1