バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

老化抑制剤及び酸化ストレス抑制剤

2011年02月25日 | 健康・栄養機能性成分

出願番号 : 特許出願2005-89291 出願日 : 2005年3月25日
公開番号 : 特許公開2006-28155 公開日 : 2006年2月2日
出願人 : イスクラ産業株式会社 発明者 : 横澤 隆子 外3名

【課題】 老化に伴う正常細胞の機能低下を抑える効果に優れた老化抑制剤、及び酸化ストレスによる正常細胞の機能低下を抑える効果に優れた酸化ストレス抑制剤を提供する。
【解決手段】 老化抑制剤は、冠元顆粒を有効成分として含有し、老化に伴って引き起こされる正常細胞の機能低下を抑える作用を有している。酸化ストレス抑制剤は、酸化ストレスによって引き起こされる正常細胞の機能低下を抑える作用を有している。前記正常細胞の機能低下を抑える作用としては、細胞周期の停止を抑える作用、正常細胞の分裂寿命の短縮を抑える作用、又は正常細胞の生存率の低下を抑える作用が挙げられる。冠元顆粒は、丹参、香附子、木香、紅花、芍薬及びセンキュウの各構成生薬を所定の配合割合(例えば重量比で4:1:1:2:2:2)で調合したものである。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

カイコ中部絹糸腺特異的遺伝子発現系を利用したタンパク質の製造方法

2011年02月25日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2005-72401 出願日 : 2005年3月15日
公開番号 : 特許公開2006-137739 公開日 : 2006年6月1日
出願人 : 独立行政法人農業生物資源研究所 発明者 : 田村 俊樹 外5名

【課題】カイコの中部絹糸線における組換えタンパク質の生産方法を提供することを課題とする。
【解決手段】セリシン遺伝子のプロモーターによって発現が制御されるGFPを有するトランスジェニックカイコを作出した。該カイコの最終齢の幼虫の絹糸腺を観察した結果、中部絹糸腺でのみ蛍光が観察された。また、吐糸期ころからGFPは中部絹糸腺の細胞から分泌され、GFPが腺腔内に移動していることがわかった。最終的にはGFPは繭糸として吐糸され、GFPを大量に含む繭が作られた。このことから、セリシン遺伝子のプロモーター領域を利用することにより、中部絹糸腺において組換えタンパク質を生産することが可能であることが分かった。また、中部絹糸腺で生産された組換えタンパク質は容易に中部絹糸腺の内腔に分泌されることが分かった。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

機能的な抗体分子を生産するトランスジェニックカイコ

2011年02月25日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

出願番号 : 特許出願2006-246951 出願日 : 2006年9月12日
公開番号 : 特許公開2008-67612 公開日 : 2008年3月27日
出願人 : 財団法人 ひろしま産業振興機構 外2名 発明者 : 小川 真吾 外3名

【課題】 安価に大量の組換え抗体を生産することができる新規な手段を提供する。
【解決手段】 抗体のH鎖およびL鎖のそれぞれの構造遺伝子が染色体に組み込まれたトランスジェニックカイコであって、H鎖2分子およびL鎖2分子がジスルフィド結合で連結され、かつ、抗原に対する結合活性を有する機能的な抗体分子を繭に分泌するトランスジェニックカイコ。このカイコの繭から機能的な抗体分子を回収することを特徴とする抗体の製造方法。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

システインプロテアーゼインヒビター及びその利用

2011年02月25日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2006-214760 出願日 : 2006年8月7日
公開番号 : 特許公開2008-35786 公開日 : 2008年2月21日
出願人 : 株式会社ミツカングループ本社 発明者 : 牧野 祐生

【課題】 納豆菌新規遺伝子である蛋白質分解酵素阻害蛋白遺伝子を分離すること、さらに既存の納豆菌や、該遺伝子を改良して、より優れた蛋白質分解酵素阻害活性を有する納豆菌又は枯草菌を含むバシラス属の細菌、又は大腸菌、又は酵母等を育種すること、さらにこれら微生物を用いて、蛋白質分解酵素阻害蛋白含有組成物を効率良く製造すること、さらに、システインプロテアーゼに起因する疾患の予防、又は治療に利用する方法を提供すること。
【解決手段】 新規蛋白質分解酵素阻害蛋白、それをコードする遺伝子、当該遺伝子を組換えた形質転換体、当該蛋白質を含有する組成物の製造方法、並びに、システインプロテアーゼに起因する疾患の予防又は改善剤を提供するものである。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

高純度アルブミンの製造

2011年02月25日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2007-197742 出願日 : 2007年7月30日
公開番号 : 特許公開2008-37867 公開日 : 2008年2月21日
出願人 : ノボザイムス、デルタ、リミテッド 発明者 : グッディー,アンドリュー ロバート 外8名
【課題】色素、金属イオン、ヒトタンパク質、宿主タンパク質、アルブミンの断片、アルブミンの重合体または凝集物とウイルスを極端に低レベルで含むかまたは本質的に含まず、本質的にグリケート化されていなくて、遊離チオールについて比較的高く、完全なC末端を有した、アルブミンの製造方法を提供する。
【解決手段】ポジティブモード陽イオン交換と、その後でポジティブモード陰イオン交換クロマトグラフィーにアルブミンを通す。他のステップ、例えば限外ロ過、ゲル浸透クロマトグラフィー、アルブミンを結合させるアフィニティクロマトグラフィーと、混入物質を結合させるアフィニティクロマトグラフィーも用いてよい。アルブミンに特異的親和性を有しない材料から、アルブミンに親和性を有する化合物によるアルブミンの溶出も、カウンターイオンの使用によりアンモニウムイオンが除去される。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

クロマトグラフ迅速試験の測定範囲の拡張

2011年02月25日 | 診断 分析 検査 予防 実験動物
出願番号 : 特許出願2007-234331 出願日 : 2007年9月10日
公開番号 : 特許公開2008-70366 公開日 : 2008年3月27日
出願人 : エフ.ホフマン-ラ ロシュ アーゲー 発明者 : ユルゲン スピンケ 外3名

【課題】試料中のアナライトの定量的に測定する方法と装置を提供する。
【解決手段】本発明の方法では、作成した検定グラフはアナライト特異的物質と試料中のアナライトとの反応から生じる測定シグナルが、所望の精度でのアナライトの定量的測定に十分であるかを検査するための基礎として使用される。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

シスメックス~カイコで生産するタンパク質を用いた診断薬製品の開発・生産技術力の強化

2011年02月25日 | 医療 医薬 健康
片倉工業株式会社の生物科学研究所の譲受について

 シスメックス株式会社(本社:神戸市、代表取締役社長:家次 恒 以下「シスメックス」)は、片倉工業株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:竹内 彰雄、以下「片倉工業」)の生物科学研究所(松本分室を除く)を譲受することに合意いたしました。片倉工業の生物科学研究所では、診断薬の原料となるタンパク質を、カイコを用いた遺伝子組換え技術により生産しており、当社でも2009年3月より活用を図ってきました。
  今回の譲受により、シスメックスでは、2011年4月1日から遺伝子組換えタンパク質を用いた免疫、生化学、血液凝固検査をはじめとするノンヘマトロジー分野およびライフサイエンス領域での診断薬製品の開発・生産技術力をさらに強化していきます。 プレスリリース 2011年02月24日



イレッサ訴訟、国への請求棄却…輸入元賠償命令

2011年02月25日 | NEWSクリッピング
 肺がん治療薬「イレッサ」(一般名・ゲフィチニブ)服用後に副作用で死亡したとする患者の遺族ら11人が、国と輸入販売元の製薬会社「アストラゼネカ」(大阪市)に損害賠償を求めた訴訟の判決が25日、大阪地裁であった。
 高橋文清裁判長は同社に対し、うち9人に計約6000万円を支払うよう命じた。国に対する請求は棄却した。読売新聞 2011年2月25日