バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

標的遺伝子中にミスマッチを有する生物のスクリーニング方法

2010年01月25日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願2006-3855 出願日 : 2006年1月11日
公開番号 : 特許公開2007-185116 公開日 : 2007年7月26日
出願人 : 国立大学法人京都大学 発明者 : 真下 知士 外3名

【課題】より効率的、且つ低コストに、ランダムミュータジェネシス等により作製された生物個体群の中から、標的遺伝子において変異が導入された個体を選択する方法を提供すること
【解決手段】以下を含む、標的遺伝子中にミスマッチを有する生物を選択するための方法:
(A)被検生物からの標的遺伝子を含む核酸(被検核酸)を、
i)Mu終末核酸、及び
ii)ファージMuトランスポゼース
と、標的遺伝子がミスマッチを含む場合に、Mu終末核酸が標的遺伝子中のミスマッチの部位付近に転位し得る条件下で接触させ、被検Mu転位産物を得ること、
(B)該被検Mu転位産物における、Mu終末核酸の標的遺伝子への転位を検出すること、及び、
(C)Mu終末核酸の標的遺伝子中の特定部位への顕著な転位が検出された被検核酸の由来する被検生物を、標的遺伝子中の該部位付近においてミスマッチを有する生物として選択すること。 明細書pdf >> かんたん特許検索

免疫不全の実験用ラット作製 京大チーム、世界初

2010年01月25日 | 創薬 生化学 薬理学
 免疫不全の実験用ラットの作製に、京都大学大学院医学研究科付属動物実験施設の真下(ましも)知士特定准教授らの研究チームが世界で初めて成功した。26日付(日本時間)の米科学誌「プロスワン」(電子版)に掲載される。免疫不全ラットは、これまで一般的に実験用動物として使われていた免疫不全マウスより体が10倍以上大きいことから、実験の効率が大幅にあがると期待されている。MSN産経ニュース 2010.1.23

マウス脾臓リンパ球における抗体およびサイトカイン産生に及ぼす菊抽出液の影響

2010年01月25日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
荒巻 文香,児林 聡美,大石 文菜,立花 宏文,山田 耕路
日本食品科学工学会誌 Vol.51 , No.6(2004)pp.304-308
菊抽出液の免疫調節機能を明らかにするため,マウス脾臓リンパ球の抗体およびサイトカイン産生に及ぼす影響について検討した.菊抽出液は,IgA,IgGおよびIgM産生を9倍希釈液から抑制したが,低濃度領域ではIgM産生を若干促進した.また菊抽出液はIFN-γ産生に対して729倍希釈液から抑制効果を示し。 [ 抄録 ][ 全文PDF (1379K) ]

細胞死を抑制するためのラパマイシンの使用

2010年01月25日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2003-575968 出願日 : 2003年3月11日
公表番号 : 特許公表2005-524673 公表日 : 2005年8月18日
出願人 : ワイス 発明者 : スティーブン・ジェイ・エイデルマン

本発明は、細胞死抑制を要する哺乳動物における細胞死抑制方法を提供し、該方法は、該哺乳動物に有効量のラパマイシンを与えることを特徴とする。明細書pdf >> かんたん特許検索

増殖因子を用いて細胞を増殖および分化する方法

2010年01月25日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2004-514806 出願日 : 2003年6月20日
公表番号 : 特許公表2005-533800 公表日 : 2005年11月10日
発明の名称 : 増殖因子を用いて、および生物学的マトリクスあるいは支持構造を用いて細胞を増殖および分化する方法およびデバイス
出願人 : バイオメトス ホールディング ゲーエムベーハー 発明者 : バーダー, アウグスティヌス

本発明は、細胞を増殖および分化するインビトロおよびインビボ方法であって、該方法において、細胞の増殖プロセスは、トロンボポエチン(TPO)、および/またはエリスロポエチン(EPO)、および/または成長ホルモン(GH)、特にヒト成長ホルモン(HGH)、および/またはソマトスタチン、および/または白血病抑制因子(LIF)、および/または毛様体向神経性因子(CNTF)、の増殖因子を用いることによって開始あるいは終了され、かつ構造的に導かれる。本発明はまた、上記増殖因子を含む生物学的マトリクスあるいは支持構造、ならびにそれらを製造するための、および本発明の方法を実施するためのダバイスおよび方法に関する。明細書pdf >> かんたん特許検索

舌組織から単離された、自動拍動する心筋細胞に分化する能力を有する細胞および細胞の培養、分化誘導法

2010年01月25日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2004-35177 出願日 : 2004年2月12日
公開番号 : 特許公開2005-224155 公開日 : 2005年8月25日
出願人 : 有限会社山口ティー・エル・オー 発明者 : 三浦 俊郎

【課題】自己舌組織から、拍動する心筋細胞を創生するための細胞、細胞の培養、分化誘導法の提供。再生医学に多大な貢献をする。
【解決手段】バイオプシーによってヒトからも採取可能な組織、特に自己舌組織幹細胞から、SCA1陽性でCD34の細胞を採取し、脱メチル化剤を用いずに、血小板由来増殖因子や上皮細胞増殖因子のような成長因子を含む培地の使用と、培養における細胞外環境因子として遠心負荷をかける方法によって、拍動する心筋細胞を誘導する。明細書pdf >> かんたん特許検索

発現プロファイルが人間の歯髄幹細胞と間葉幹細胞の間で異なる遺伝子のグループ

2010年01月25日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2004-111582 出願日 : 2004年3月9日
公開番号 : 特許公開2005-253442 公開日 : 2005年9月22日
出願人 : 株式会社日立メディコ 発明者 : 上田 実 外1名

【課題】 本発明の目的は,歯原性細胞と骨原性細胞の代表群としてのヒトの歯髄幹細胞(hSPSCs)および間葉幹細胞(hMSCs)間の遺伝子発現プロファイルとクラスタ解析を明らかにし,発現プロファイルが人間の歯髄幹細胞および間葉幹細胞間で異なる遺伝子のグループを特定することである。
【解決手段】 本発明は,発現レベルが,骨に分化し,DMP1,DSPPおよびALPを発現するよう誘導されたヒトの歯髄幹細胞内でヒトの間葉幹細胞と比較して変化する,明細書の表II,IIIまたはVIに列挙されている遺伝子のグループを提供する。明細書pdf >> かんたん特許検索

ハニカムフィルムを用いた機能的人工組織の生産

2010年01月25日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2004-93545 出願日 : 2004年3月26日
公開番号 : 特許公開2005-278711 公開日 : 2005年10月13日
出願人 : 株式会社カルディオ 発明者 : 松田 暉 外6名

【課題】 本発明は、細胞同士が生物学的に結合したような、生物学的結合が改善された人工組織を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、課題は、一部、本発明においてハニカム支持体のような規則的構造体を有する支持体を用いて特定の培養条件によって細胞を培養することによって予想外に組織化が進展し、生物学的な結合が進展した人工組織が作製されることを見出したことによっ上記課題を解決した。従って、本発明は、ハニカム構造の支持体と、細胞を含む、人工組織。明細書pdf >> かんたん特許検索

Dlk陽性細胞の培養方法及びそれにより得られる内胚葉系前駆細胞

2010年01月25日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2004-130250 出願日 : 2004年4月26日
公開番号 : 特許公開2005-312303 公開日 : 2005年11月10日
出願人 : 財団法人神奈川科学技術アカデミー 発明者 : 谷水 直樹 外1名

【課題】 培養開始から5日間を経過した後でも、多分化能と高い増殖能を維持した状態でDlk陽性細胞を培養する方法及びDlk陽性細胞に由来し、内胚葉系の肝細胞、胆管上皮細胞及び膵臓細胞へ分化可能な細胞を提供すること。
【解決手段】 Dlk陽性細胞をラミニン上で培養することを含む、Dlk陽性細胞の培養方法を提供した。また、上記本発明の方法により得ることができ、肝細胞、胆管上皮細胞及び膵臓細胞へ分化可能な細胞を提供した。
【効果】 本発明の方法によれば、Dlk陽性細胞は培養開始5日間を過ぎても、未分化能を維持したままよく増殖するので、未分化細胞を大量培養することが可能になる。また、本発明の方法により培養されたDlk陽性細胞は、肝細胞と胆管上皮細胞のみならず膵臓細胞へも分化可能であるので、肝臓及び膵臓の再生医療や、これらの臓器の人工臓器の作製に利用可能である。明細書pdf >> かんたん特許検索