バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

神経幹細胞の増殖誘導法

2010年01月11日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2003-338626 出願日 : 2003年9月29日
公開番号 : 特許公開2005-102558 公開日 : 2005年4月21日
出願人 : 学校法人慶應義塾 外1名 発明者 : 戸田 正博 外5名

【課題】 神経損傷又は神経機能不全疾患の移植治療等に最も重要である神経幹細胞をインビトロ、インビボで効率良く増殖誘導する方法を提供するものである。
【解決手段】 神経幹細胞を含む哺乳類神経組織を分離し、EGFやFGF等の成長因子を含む培養培地中で神経幹細胞を選択的に培養し、次いで神経幹細胞と、細胞表面にCD11cの表面マーカーを有する未成熟樹状細胞サブセット等の樹状細胞や、脾細胞、CD8陽性T細胞等の血球系細胞とを共培養するか、培養後の神経幹細胞をGM-CSFの存在下に培養するか、又は、培養後の神経幹細胞を樹状細胞の培養上清や血球系細胞の培養上清中で神経幹細胞を培養する。 明細書pdf >> かんたん特許検索

間葉系幹細胞の製造方法

2010年01月11日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2003-355183 出願日 : 2003年10月15日
公開番号 : 特許公開2005-117939 公開日 : 2005年5月12日
出願人 : オリンパス株式会社 発明者 : 林 孔華

【課題】間葉系幹細胞をシート状に培養して細胞へのダメージを抑制して剥離を容易に行える。
【解決手段】間葉系幹細胞培養液に濃度20~400μg/mlのビタミンCを添加して培養ディッシュ上で培養する。ビタミンCを添加して培養することで、コラーゲンの合成が促進されて細胞間の結びつきが強まり、間葉系幹細胞1をシート状に形成する。培養された間葉系幹細胞1をトリプシン等を使用せずにピンセット等で剥離する。 明細書pdf >> かんたん特許検索

胎盤又は羊膜由来ヒト幹細胞及びその樹立方法並びに臓器への分化誘導方法

2010年01月11日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2003-397524 出願日 : 2003年11月27日
公開番号 : 特許公開2005-151907 公開日 : 2005年6月16日
出願人 : 齋藤 成夫 外3名 発明者 : 齋藤 成夫 外1名

【課題】分娩時に廃棄物として処理されるヒト胎盤又は羊膜から、幹細胞として充分な回数の継代(30回以上)が可能なヒト幹細胞を提供する。
【解決手段】前記ヒト幹細胞は、以下の細胞生物学的特徴を有する:
(1)ヒト胎盤又は羊膜由来である。
(2)正常2倍体の核型を有する。
(3)未分化状態での増殖を継続する。
(4)アルカリホスファターゼ活性が陽性である。
(5)転写因子Rex-1、Oct-4、及びEcat-4が発現する。
(6)多分化能力を維持しながら30回以上の継代が可能である。 明細書pdf >> かんたん特許検索

造血性および間葉細胞増殖および分化を促進する方法

2010年01月11日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2004-312884 出願日 : 2004年10月27日
公開番号 : 特許公開2005-160472 公開日 : 2005年6月23日
出願人 : ユニヴァースティ オブ サザーン カリフォルニア 発明者 : ロジャース、 キャスリーン イー. 外1名

【課題】造血幹細胞、間葉幹細胞、造血系列特異的細胞および間葉系統特異的細胞の増殖と分化を促進するための方法、改良された細胞培養培地ならびにキットを提供する。
【解決手段】単独のまたは他の増殖因子およびサイトカインと組み合わされたアンギオテンシノゲン、アンギオテンシンI(AI)、AI類似体、AI断片とその類似体、アンギオテンシンII(AII)、AII類似体、AII断片またはその類似体もしくはAII AT2タイプ2受容体アゴニストの存在下での生育により、造血幹細胞、間葉幹細胞、造血系列特異的細胞および間葉系統特異的細胞の増殖と分化を促進する。改良された細胞培養培地ならびにキットの提供。 明細書pdf >> かんたん特許検索

心筋移植体およびそれに有用な細胞組成物

2010年01月11日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2004-327798 出願日 : 2004年11月11日
公開番号 : 特許公開2005-160475 公開日 : 2005年6月23日
出願人 : インディアナ・ユニバーシティ・リサーチ・アンド・テクノロジー・コーポレーション 発明者 : フィールド,ローレン・ジェイ

【課題】骨格筋芽細胞または心筋細胞の好ましい心筋移植体、ならびにそれらの移植体を得るのに有用な細胞組成物および方法。
【解決手段】不死化していない心筋細胞の実質的に均一な集団を含む細胞組成物を提供する。この細胞集団は、胚幹細胞をトランスフェクションして、幹細胞の分化により生ずる特定の細胞系列を他の細胞系列から選択し得るマーカー遺伝子を導入し、幹細胞を分化させマーカー遺伝子に基づいて選択される。該心筋細胞を含む心筋移植体は安定であり、たとえば心臓に組換え蛋白質を直接に運搬するために使用しうる。明細書pdf >> かんたん特許検索

生体材料の前処理方法及び用途

2010年01月11日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2003-400924 出願日 : 2003年11月28日
公開番号 : 特許公開2005-160596 公開日 : 2005年6月23日
出願人 : 独立行政法人産業技術総合研究所 外2名 発明者 : 寺岡 啓 外2名

【課題】再生医療、細胞医療に資する、新しい生体材料の前処理方法及び用途を提供する。



【解決手段】攪拌可能に微小成形体を、硬組織形成関連機能を発現しうる細胞の懸濁液に混合することによって、生体に適用可能に前処理された細胞入り人工骨単位を調製する方法であって、(1)上記細胞を用いて、所定の細胞濃度の細胞懸濁液を調製する、(2)上記細胞懸濁液に、複数の微小成形体を混合し、懸濁液中の細胞を、微小成形体にトラップさせる、(3)細胞をトラップした微小成形体を、培養環境ないし細胞分化環境で静置する、(4)微小成形体にトラップした細胞の一部又は全部が、細胞凝集塊を形成するまで培養して、微小成形体・細胞複合体とする、(5)上記(1)~(4)により、生体に適用可能な細胞入り人工骨単位を調製する、ことを特徴とする、細胞入り人工骨単位の調製方法、及び細胞入り人工骨単位。 明細書pdf >> かんたん特許検索

人間の遺伝子の8%は進化の過程でウイルスからやってきたものである

2010年01月11日 | 生命科学 生物誌
人間の遺伝子の8%は進化の過程でウイルスからやってきたものであることが明らかになる
どうも書いてあることがちょっと難しいのですが、つまり人間の持っている遺伝子の8%はサルから進化してきた祖先からやってきたものではなくて、外部から感染などしたウイルスが由来であることが最新の研究結果として発表されたそうです。
これはテキサス大学の生物学のCédric Feschotte教授と、日本の大阪大学の朝長啓造(ともながけいぞう)助教授によって発表されたもの、、、。
http://10e.org/mt2/archives/201001/110320.php

SARSコロナウイルスのM蛋白質とN蛋白質の結合を阻害し、ウイルス粒子の形成を阻害する物質

2010年01月11日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願2005-325436 出願日 : 2005年11月9日
公開番号 : 特許公開2007-129942 公開日 : 2007年5月31日
出願人 : 麒麟麦酒株式会社 外2名 発明者 : 畠山 精介 外6名

発明の名称 : SARSコロナウイルスのmembrane(M)蛋白質に結合し、M蛋白質とnucleocapsid(N)蛋白質の結合を阻害するペプチド、およびM蛋白質とN蛋白質との相互作用解析システム

【課題】SARSコロナウイルスのM蛋白質とN蛋白質の結合を阻害し、ウイルス粒子の形成を阻害する物質、および該物質のスクリーニング方法の提供。
【解決手段】特定のアミノ酸配列を有するペプチドならびに基板上に固相化したM蛋白質もしくはN蛋白質またはそれらの部分ペプチドに、固相化した蛋白質またはペプチドに結合し得るN蛋白質もしくはM蛋白質またはそれらの部分ペプチドとM蛋白質とN蛋白質の結合阻害候補物質を添加し、固相化した蛋白質またはペプチドと固相化した蛋白質またはペプチドに結合し得るN蛋白質もしくはM蛋白質またはそれらの部分ペプチドとの結合が阻害する物質をM蛋白質とN蛋白質の結合阻害物質として選択する、SARSコロナウイルスのM蛋白質とN蛋白質の結合を阻害する物質をスクリーニングする方法。 明細書PDF >> PatentScorp

大腸癌抑制遺伝子関連蛋白質

2010年01月11日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願2009-208771 出願日 : 2009年9月10日
公開番号 : 特許公開2009-284913 公開日 : 2009年12月10日
出願人 : 第一三共株式会社 発明者 : 秋山 徹 外1名

【課題】大腸癌抑制遺伝子APCに関与する新規物質を見いだし、APCの制御を可能にし、大腸癌を制御すること。
【解決手段】APC遺伝子産物、特に該遺伝子産物のアルマジロリピート(Arm)部位との結合能をもつ新規蛋白質M1、すなわち配列表の配列番号1に示すアミノ酸配列からなるポリペプチド、及び該ポリペプチドの一部を有するポリペプチド、該ポリペプチドをコードするポリヌクレオチドまたはその相補鎖、該ポリヌクレオチドまたはその相補鎖を含むベクター、該ベクターを有する形質転換体、当該ポリペプチドに対する抗体、当該ポリペプチドの製造法、上記のものを利用したM1の機能および発現の阻害剤・拮抗剤・賦活剤のスクリーニング方法、該方法で同定された化合物を提供し、更にこれらを利用し、大腸腫瘍に用いる医薬組成物・診断手段を提供する。

国際出願番号 : PCT/JP2003/010449 国際出願日 : 2003年8月19日
国際公開番号 : WO2004/047867 国際公開日 : 2004年6月10日
出願人 : 第一製薬株式会社 発明者 : 秋山 徹 外2名

発明の名称 : 大腸癌転移抑制剤

腫瘍形成や発生過程において重要な役割を担う癌抑制遺伝子APCの遺伝子産物と結合する蛋白質Asefの機能(APC遺伝子産物との結合またはグアニンヌクレオチド交換因子活性)阻害および/またはAsef遺伝子の発現阻害を特徴とする大腸癌転移抑制剤並びに大腸癌転移抑制方法を提供した。 明細書pdf >> かんたん特許検索