バイオの故里から

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Dlk陽性細胞の培養方法及びそれにより得られる内胚葉系前駆細胞

2010年01月25日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2004-130250 出願日 : 2004年4月26日
公開番号 : 特許公開2005-312303 公開日 : 2005年11月10日
出願人 : 財団法人神奈川科学技術アカデミー 発明者 : 谷水 直樹 外1名

【課題】 培養開始から5日間を経過した後でも、多分化能と高い増殖能を維持した状態でDlk陽性細胞を培養する方法及びDlk陽性細胞に由来し、内胚葉系の肝細胞、胆管上皮細胞及び膵臓細胞へ分化可能な細胞を提供すること。
【解決手段】 Dlk陽性細胞をラミニン上で培養することを含む、Dlk陽性細胞の培養方法を提供した。また、上記本発明の方法により得ることができ、肝細胞、胆管上皮細胞及び膵臓細胞へ分化可能な細胞を提供した。
【効果】 本発明の方法によれば、Dlk陽性細胞は培養開始5日間を過ぎても、未分化能を維持したままよく増殖するので、未分化細胞を大量培養することが可能になる。また、本発明の方法により培養されたDlk陽性細胞は、肝細胞と胆管上皮細胞のみならず膵臓細胞へも分化可能であるので、肝臓及び膵臓の再生医療や、これらの臓器の人工臓器の作製に利用可能である。明細書pdf >> かんたん特許検索

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