バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

抗原特異的リンパ球抗原受容体遺伝子のクローニング方法

2010年01月15日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2003-339178 出願日 : 2003年9月30日
公開番号 : 特許公開2004-187676 公開日 : 2004年7月8日
【特許番号】特許第3738308号【登録日】平成17年11月11日(2005.11.11)
出願人 : 村口 篤 外3名 発明者 : 村口 篤 外3名

【課題】簡便に特定の抗原に特異的に反応するリンパ球を選択し、この選択された抗原特異的リンパ球から、抗原特異的抗原受容体遺伝子を効率的にクローニングする方法を提供する。クローニングされた抗原特異的免疫グロブリン遺伝子からモノクローナル抗体を製造する方法、及びクローニングされた抗原特異的T細胞受容体遺伝子を用いて、遺伝子治療用材料を製造する方法を提供する。
【解決手段】ある抗原に特異的に反応するリンパ球(抗原特異的リンパ球)を1個選択し、次いでこの1個の抗原特異的リンパ球から抗原特異的抗原受容体遺伝子をクローニングする方法。抗原特異的リンパ球がBリンパ球である場合、抗原特異的免疫グロブリン遺伝子がクローニングされ、抗原特異的リンパ球がTリンパ球である場合、抗原特異的T細胞受容体遺伝子がクローニングされる。クローニングされた抗原特異的免疫グロブリン遺伝子を用いて、モノクローナル抗体を製造する方法。クローニングされた抗原特異的T細胞受容体遺伝子を用いて、遺伝子治療用材料を製造する方法。 明細書PDF >> バイオ塾情報創庫DB

細胞のスクリーニング方法

2010年01月15日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2007-201493 出願日 : 2007年8月2日
公開番号 : 特許公開2009-34047 公開日 : 2009年2月19日
出願人 : 富山県 外2名 発明者 : 金 艾順 外3名

【課題】チップ上に保持された1万を超える抗原刺激に対するリンパ球の反応性を、同時に測定し、各細胞についてその状態を個別に把握できる方法およびこの方法に用いる手段を提供する
【解決手段】基体の一方の主表面に複数のウェルを有し、ウェルは1つの細胞のみが入る大きさであるマイクロウェルアレイ。ウェルの周辺の主表面に、ウェルに格納される細胞が産生する物質と結合性を有する物質の被覆層を有する。上記マイクロウェルアレイのウェルに、被検体細胞を細胞の培養液とともに格納し、被覆層およびウェルを培養液に浸漬して、培養液に含まれる物質のウェルから被覆層への拡散が可能な状態で細胞を培養し、被検体細胞に含まれる目的細胞よって産生される物質に特異的に結合する標識物質を、被覆層に供給し、被覆層の物質に結合した、目的細胞によって産生された物質を、標識物質により検出して、目的細胞を特定する、目的細胞のスクリーニング方法。 明細書pdf >> かんたん特許検索

細胞チップを用いた新興感染症に対するヒト抗体の迅速作製法の開発

2010年01月15日 | 医療 医薬 健康
2006年度 研究実績報告書
代表者:村口 篤
 Bリンパ球が1個入る大きさのマイクロウェルが4.5万から23.5万ウェル、アレイ状に規則正しく配置されたチップ(マイクロウェルアレイチップ)を作製し、その各ウェルにBリンパ球を1個ずつ配置して抗原で刺激し、個々のBリンパ球の抗原に対する応答を解析できる細胞マイクロチップシステムの開発を行ってきた。 科学研究補助金DB 研究課題番号:18390288

感染症流行の数理モデルによるインフルエンザワクチン製造の資源配分の最適化

2010年01月15日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
西浦 博, 合原 一幸
生産研究 61, 797 (2009) .
ワクチン製造資源を最も合理的に新型インフルエンザに配分する数理的手法を提案する.新型インフルエンザ単独の流行閾値条件に近いワクチン接種割合(あるいはそれ以上)を達成できるとき, 全資源を新型インフルエンザに費やすことは最適でない.
J-Stage >> JOI JST.JSTAGE/seisankenkyu/61.797

癌治療の反省と将来への展望

2010年01月15日 | 医療 医薬 健康
進行・再燃癌―進行性前立腺癌に対する新しい併用化学療法
伊藤 博
日本外科系連合学会誌, Vol. 20 (1995) No. 4 pp.290-296

抗男性ホルモン療法施行後再燃した前立腺癌14例およびホルモン抵抗性前立腺癌2例の合計16例の進行性前立腺癌stage D症例に対して, ヒト前立腺癌樹立細胞株を用いたclonogenic assay法による抗癌剤感受性試験の結果より得ている抗腫瘍作用の高いcarboquone, adriamycin, cis-platinumの3剤併用化学療法を施行した。 [ 抄録 ][ 全文PDF(1558K) ]

輸入ワクチン、初の特例承認=欧州2社の新型インフル用-厚労省

2010年01月15日 | NEWSクリッピング
 長妻昭厚生労働相は15日、欧州の製薬大手2社から輸入予定の新型インフルエンザワクチンについて、国内販売の承認を決めたと発表した。薬事・食品衛生審議会が効果と安全性を認めたのを受け、手続きを簡略化した特例承認を初適用した。
 これにより国民全員がワクチンの接種を受けられることになり、来月中旬から優先対象外の健康な成人への接種も始まる。時事通信 2010-01-15