バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

N-ミリストイル融合蛋白質の作製による新規膜局在性酵素製剤の開発

2010年01月05日 | 創薬 生化学 薬理学
1995年度 研究成果報告書概要
代表者:内海 俊彦
  酵素製剤等の蛋白性薬物のリポソ-ム結合性ドラッグデリバリ-システムの開発を目的として、蛋白質の活性を損なうことなく、目的蛋白質にリポソ-ム結合性を付与する方法として、目的蛋白質-cDNAの5'-末端に、遺伝子工学的手法によりN-ミリストイル化シグナル配列を導入してN-ミリストイル融合蛋白質遺伝子を構築し、これをバキュロウィルスを用いた発現系を用いて大量調製する手法の確立を試み、以下の結果を得た。 成熟型腫瘍壊死因子(TNF)をコ-ドするcDNAの5'-側上流に、Rasheed leukemia virus gag-蛋白質あるいは牛脳Gαil-蛋白質のN-ミリストイル化シグナルをコ-ドする合成オリゴヌクレオチドを組み込むことにより、2種のN-ミリストイルTNF融合蛋白質遺伝子の構築に成功した。科学研究補助金DB 研究課題番号:06660112

Helicobactor pyloriの病原因子の解明

2010年01月05日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
1997年度 研究成果報告書概要
代表者:中澤 晶子
 Helicobacter pyloriのウレア-ゼは定着と胃粘膜障害を惹起する病原因子である。 1.ウレア-ゼ遺伝子の転写産物の解析により、活性化オペロンの1つであるureIEFの転写産物のうちUreIEが酸により誘導される可能性が示された。 科学研究補助金DB 研究課題番号:08457089

ブタ用多価組み換えウイルス生ワクチンの開発

2010年01月05日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
2001年度 研究成果報告書概要
代表者:堀本 泰介
 ブタ用多価組み換えウイルス生ワクチンを開発するためには、まずベクターウイルスの選択を検討しなければならない。この目的に合うベクターウイルスとしては、(1)ブタに感染するが病原性の弱いもの、あるいは確実に弱毒化されているもの、(2)比較的サイズの大きな複数の外来性の遺伝子の挿入が可能なもの、(3)外来抗原を長期間発現可能な持続感染性のもの、が理想的であると考えられる。科学研究補助金DB 研究課題番号:10556073

水溶性画分に生成される新規なPQQ酵素の開発と酵素診断への応用

2010年01月05日 | 医療 医薬 健康
1995年度 研究成果報告書概要
代表者:足立 収生
ピロロキノリンキノン(PQQ)を補酵素として含む酵素、キノプロテインは非可逆的に基質の酸化を触媒するので、バイオセンサ-としての利用が急速に広まってきた。科学研究補助金DB 研究課題番号:05556016

真菌のエネルギー獲得機構のなりたちと分子進化

2010年01月05日 | 医療 医薬 健康
2006年度 研究実績報告書
代表者:高谷 直樹
糸状菌F.oxysporumのniaD変異株の脱窒能の低下、これにniaDを導入することによる脱窒能の回復から、niaDが硝酸の同化だけでなく脱窒に寄与する可能性を見出した。さらに、NiaD、P450nor両遺伝子のプロモーター領域にβ-galactosidase(β-gal)遺伝子を連結したレポーター解析を行い、嫌気的な脱窒条件下の細胞内β-gal活性が好気条件下のものと比較して数倍上昇することを見出し、これらの遺伝子の発現が転写レベルで調節されることを解明した。 科学研究費助成DB   研究課題番号:18688003

中皮腫診断剤および中皮腫診断キット

2010年01月05日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2005-265154 出願日 : 2005年9月13日
公開番号 : 特許公開2007-71849 公開日 : 2007年3月22日
出願人 : 株式会社 免疫生物研究所 発明者 : 樋野 興夫 外1名

【課題】中皮腫とErc/MPF/mesothelinとの関係を明らかにし、中皮腫の診断を行うことのできる診断剤等を提供すること。
【解決手段】配列番号1に記載のアミノ酸配列を有する31kDa分泌型Erc/MPF/mesothelinを認識する抗体を含有することを特徴とする中皮腫診断剤。 明細書 >> かんたん特許検索

旭化成メディカル、米でバイオ医薬品製造装置の開発・販売強化

2010年01月05日 | 医療 医薬 健康
 旭化成メディカルは、バイオ医薬品製造プロセス装置とウイルス除去フィルターを一体化した事業を米国で拡大する。その一環として、100%子会社の旭化成メディカルアメリカ(イリノイ州)のウイルス除去フィルター「プラノバ」の販売・物流部隊10人がバイオプロセス用装置事業を行う100%子会社の旭化成テクニクロム(同)に異動。これに伴い、旭化成テクニクロムの社名を2010年1月1日付で「旭化成バイオプロセス」に変更する。日刊工業新聞 掲載日 2009年12月21日

日本におけるバイオ医薬品開発-アンケート調査に基づく分析-

2010年01月05日 | 医療 医薬 健康
政策研レポート(No.5:平成15年7月発行)
 医薬品市場におけるバイオ医薬品の割合は、今後ますます大きくなることが予想される。
 本研究では、1990年から2002年末までに日本で承認された全バイオ医薬品(35品目)のフェーズ毎(前臨床、フェーズⅠ、フェーズⅡ、フェーズⅢ、申請)の期間や希少疾病用医薬品指定・優先審査の有無等について、該当品目の開発企業を対象にアンケート調査を行い、日本のバイオ医薬品の基礎データや開発履歴に関するデータを整理し、分析を行っている。
http://www.jpma.or.jp/opir/repo/repo05.html

機能性RNAの解明から、再生医療や疾患の治療へ応用

2010年01月05日 | 医療 医薬 健康
NEDOバイオテクノロジー関連プロジェクト
 タンパク質合成には関与しないものの、生体内で重要な役割を持つ機能性RNA。コンピュータをつかったその解析や、研究をサポートする分析技術、RNA精製技術の開発を通して、医療分野などでの応用技術の確立を目指しています。
http://app2.infoc.nedo.go.jp/kaisetsu/bio/bio01/p01.html