バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

新しい蛋白導入法を用いた膵内分泌細胞への分化誘導と膵島移植への臨床応用

2010年01月22日 | 細胞と再生医療
2005年度 研究実績報告書
代表者:松本 慎一
 インスリン依存状態糖尿病の治療として膵島移植が実施されているが、特に、2000年にカナダのグループが発表したエドモントンプロトコール以降、安全性および効果が高い治療法として世界的に症例数が増加している。我が国では、京都大学移植外科の膵島移植チームにより2004年に、初めての心停止ドナーからの臨床膵島移植を開始した。科学研究補助金DB 研究課題番号:16659333

緑茶ポリフェノールによる分離膵島の保存および移植後の生着率向上効果の検討

2010年01月22日 | 細胞と再生医療
2005年度 研究成果報告書概要
代表者:瓜生原 健嗣
インスリン依存状態糖尿病の治療として、インスリン分泌細胞の集団である膵島を膵臓から分離し移植する膵島移植が実施されている。特に2000年にカナダのグループが発表したエドモントンプロトコール以降、安全性および効果が高い治療法として世界的に症例数が増加している。 科学研究補助金DB 研究課題番号:16390362

L-アミノ酸生産菌及びL-アミノ酸の製造法

2010年01月22日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2006-213584 出願日 : 2006年8月4日
公開番号 : 特許公開2007-117082 公開日 : 2007年5月17日
出願人 : 味の素株式会社 発明者 : 岩谷 真太郎 外3名

【課題】L-アミノ酸の発酵生産の効率を向上させる。
【解決課題】L-アミノ酸生産能を有し、かつEvgAS二成分制御系に関与する転写因子をコードするevgA遺伝子、gadE遺伝子、ydeO遺伝子から選択される一または二以上の遺伝子の発現量が増強するように改変された腸内細菌科に属する微生物を培地で培養して、L-アミノ酸を該培地中又は菌体内に生成蓄積させ、該培地又は菌体よりL-アミノ酸を採取する、L-アミノ酸の製造法を提供する。 明細書pdf >> かんたん特許検索

代替不可能な遺伝子にも代役=iPS細胞作製法、マウスで成功-シンガポール

2010年01月22日 | 医療 医薬 健康
 山中伸弥京都大教授らが「人工多能性幹(iPS)細胞」を作るのに使った3種類の遺伝子のうち、最後まで代わりの遺伝子や化合物が見つかっていなかった「Oct4」も、別の遺伝子で代替できることが分かった。シンガポール・ゲノム研究所などの研究チームがマウスの胎児細胞で成功し、米科学誌セル・ステムセル電子版に22日発表した。時事通信 2010-01-22

“頭をよくする薬”の現実

2010年01月22日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
G. スティックス(SCIENTIFIC AMERICAN 編集部)
 米国では,認知機能改善薬に大きな関心が寄せられている。飲むだけで認識力や記憶力などの認知機能を高める薬だ。こうした薬はスマートドラッグや向知性薬,あるいは「脳のバイアグラ」などという名前で呼ばれることもある。大学生や企業のエグゼクティブの間ではブームになっており,薬のおかげで集中力が高まったという実感を持つ人も少なくない。しかし実際のところ,認知機能を改善するとして承認された薬剤は1つもない。日経サイエンス2010年1月号

パンデミック対策のカギ ワクチン増強剤

2010年01月22日 | 医療 医薬 健康
N. ギャルソン(グラクソ・スミスクライン・バイオロジカル)
M. ゴールドマン(ブリュッセル自由大学)
 新型インフルエンザが猛威を振るっています。優先順位の高い人からワクチン接種が始まりましたが,希望者数に対して数が足りないことから医療現場では混乱も見られるようです。今回の新型インフルに対する国内ワクチンには使われていませんが,ワクチンにはその効果を高める増強剤があるのをご存知でしょうか? 実は,輸入ワクチンには使われています。日経サイエンス2010年1月号

「粘菌」エサの駅つなぎ首都圏そっくり鉄道網

2010年01月22日 | 菌類 細菌
 「粘菌」と呼ばれる単細胞生物が鉄道網のような高度なネットワークを構築する能力があることを、北海道大学の手老(てろう)篤史研究員らが突き止めた。
 実験で、粘菌が首都圏鉄道網のミニチュア版そっくりに変形していく様子を確認した。22日付の米科学誌「サイエンス」に発表する。読売新聞(web版)2010-01-22