バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

P450遺伝子の単離法

2010年01月02日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
国際出願番号 : PCT/JP2005/020180 国際出願日 : 2005年11月2日
国際公開番号 : WO2006/051729 国際公開日 : 2006年5月18日
出願人 : 株式会社海洋バイオテクノロジー研究所 発明者 : 久保田 光俊 外3名

複数のP450間でアミノ酸配列が高度に保存された領域に基づいて設計したプライマーにより、試料中に含まれるP450遺伝子断片を増幅し、この断片と既知P450遺伝子とによってハイブリッド遺伝子を作製する方法を提供する。これにより培養工程や抽出したDNAの平均化工程を経ることなく、多様な微生物資源から効率よくP450遺伝子を単離することが可能になる。
また、P450本体タンパク質のC末端側に、リンカー部分を介して、ロドコカッス属NCIMB9784株由来のシトクロムP450モノオキシゲナーゼに含まれる還元酵素ドメインと同様の機能を持つペプチドを付加してなる融合型シトクロムP450モノオキシゲナーゼも提供する。これにより多様なP450本体タンパク質に対応し、尚且つ効率の良い電子伝達を行うシステムを構築し、活性のあるP450モノオキシゲナーゼを生産することが可能になる。明細書 >>かんたん特許検索PDF

臍帯血、骨髄、末梢血等に含まれる新規な未分化幹細胞集団

2010年01月02日 | 医療 医薬 健康
国際出願番号 : PCT/JP2003/008562 国際出願日 : 2003年7月4日
国際公開番号 : WO2004/005496 国際公開日 : 2004年1月15日
出願人 : 麒麟麦酒株式会社 発明者 : 薗田 精昭 外1名

本発明は、臍帯血、骨髄、末梢血等由来の未分化の幹細胞および該細胞を単離する方法を提供し、本発明はヒト臍帯血、骨髄または末梢血由来のlin-CD45lowCD34-未分化幹細胞集団ならびにヒト臍帯血、骨髄または末梢血由来の単核球と抗ヒト分化抗原抗体、抗ヒトCD34抗体および抗ヒトCD45抗体を接触させ、抗ヒト分化抗原抗体および抗ヒトCD34抗体と結合せず、抗ヒトCD45抗体と弱い結合を示す細胞を分離することを含む、lin-CD45lowCD34-未分化幹細胞を単離する方法である。明細書pdf >> かんたん特許検索

ヒト角膜内皮細胞由来の前駆細胞、細胞凝集体

2010年01月02日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2005-349340 出願日 : 2005年12月2日
公開番号 : 特許公開2006-187281 公開日 : 2006年7月20日
出願人 : 天野 史郎 外3名 発明者 : 天野 史郎 外3名

発明の名称 : ヒト角膜内皮細胞由来の前駆細胞、細胞凝集体及びそれら作製方法、並びに前駆細胞および細胞凝集体の移植方法

【課題】ヒト角膜内皮細胞に由来し、移植すれば、角膜実質上に容易に定着できる、角膜内皮細胞と同等の機能を有する細胞凝集体、及びこの細胞凝集体の移植方法を提供すること。
【解決手段】ヒト角膜内皮細胞由来の細胞凝集体。このヒト角膜内皮細胞由来の細胞凝集体は、ヒト角膜内皮細胞を、ウシ胎児血清、成長因子、及びグルコースを含有する培地で培養し、次いで得られた細胞を、増殖因子を含有する培地中で浮遊培養することで作製できる。上記細胞凝集体または上記作製方法により作製された細胞凝集体を前房内に移植する方法。角膜実質に管を通し、この管を介して、前記細胞凝集体を前房内に注入し、うつ伏せにすることで注入した球状細胞をデスメ膜に付着させる。 明細書pdf >> かんたん特許検索

ヒト肝細胞癌および実験肝癌における癌細胞の蛋白合成能に関する研究

2010年01月02日 | 医療 医薬 健康
金子 寿興
肝臓, Vol. 22 (1981) No. 10 pp.1435-1444
肝細胞癌の機能について,蛋白合成の面から検討を行った.
ヒト肝細胞および3'-Me-DABラット肝癌の腫瘍細胞内アルブミンを酵素抗体(PAP)法を用いて検索し,同時にラット肝癌について,14C-L-Leucineを用いたin vivoの実験を行った.PAP法による腫瘍細胞内アルブミンの染色では,ラット肝癌及びヒト肝細胞癌ともに明瞭に染色され,ヒト肝細胞癌では高分化型,索状型でよく染色された. [ 抄録 ][ 全文PDF(3821K) ]