バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

神経細胞再生のための医薬

2008年11月16日 | 医療 医薬 健康
出願番号 特願2006-553892
国際出願番号 PCT/JP2006/300517 国際公開番号 WO 2006/077824
国際出願日 平成18年1月17日(2006.1.17)
国際公開日 平成18年7月27日(2006.7.27)
発明者 高橋 政代・万代 道子・大音 壮太郎・小坂田 文隆
出願人 国立大学法人京都大学

発明の概要 配列番号2などで表されるWnt3aタンパク質を、神経細胞再生の医薬、特に、網膜色素変性症、加齢黄斑変性、又は錐体ジストロフィーなどの治療に有用な網膜細胞再生のための医薬の有効成分として用いる。 J-Store >> 特許コード P08S000096

細胞外ドメインシェディングの異常亢進に起因する疾患の予防及び/又は治療のための医薬

2008年11月16日 | 医療 医薬 健康
出願番号 特願2007-512413
国際出願番号 PCT/JP2006/303687 国際公開番号 WO 2006/106599
国際出願日 平成18年2月28日(2006.2.28)
国際公開日 平成18年10月12日(2006.10.12)
発明者 西 英一郎 出願人 国立大学法人京都大学

発明の概要
【要約】 細胞外ドメインシェディングの異常亢進に起因する疾患の予防及び/又は治療のための医薬であって、nardilysin阻害剤(RNAiによりnardilysinの発現を阻害する物質等)を有効成分として含む医薬。 J-Store >> 特許コード P08S000097

間葉系幹細胞の分化能マーカーとしてのCD106の使用

2008年11月16日 | 細胞と再生医療
出願番号 特願2007-067259  公開番号 特開2008-220334
出願日 平成19年3月15日(2007.3.15)
公開日 平成20年9月25日(2008.9.25)
発明者 戸口田 淳也・青山 朋樹・吹上 謙一
出願人 国立大学法人京都大学

発明の概要
【課題】特異的マーカーを用いて、間葉系幹細胞の品質管理を行う方法を提供すること。特異的マーカー発現に基づき、目的に応じた分化能力を有する細胞を間葉系幹細胞から単離する方法を提供すること
【解決手段】本発明は、間葉系幹細胞におけるCD106発現レベルを測定すること、及びCD106の発現レベルと間葉系幹細胞の骨分化能との間の負の相関に基づき、間葉系幹細胞の骨分化能を判定することを含む、間葉系幹細胞の骨分化能の判定方法を提供する。また、本発明は、間葉系幹細胞集団からCD106陰性細胞を単離することを含む、骨分化能を有する間葉系幹細胞の製造方法を提供する。 J-Store >> 特許コード P08A013841

C型肝炎ウイルスの複製を制御するマイクロRNA

2008年11月16日 | 医療 医薬 健康
出願番号 特願2007-091723  公開番号 特開2008-247818
出願日 平成19年3月30日(2007.3.30)
公開日 平成20年10月16日(2008.10.16)
発明者 下遠野 邦忠・村上 善基   出願人 国立大学法人京都大学

発明の概要
【課題】効果が優れ、しかも安全性の高いC型慢性肝炎の治療または予防を提供する。
【解決手段】C型肝炎ウイルス(HCV)の複製を抑制するマイクロRNAを含む、C型慢性肝炎の治療または予防用医薬組成物。特に、miR-199a*、miR-182またはmiR-136、あるいはその変異体を含む、C型慢性肝炎の治療または予防用医薬組成物。 J-Store >> 特許コード P08A013881

ホヤの遺伝子発現を指標とした被検物質の生物学的影響の評価法

2008年11月16日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 特願2008-079164  公開番号 特開2008-263965
出願日 平成20年3月25日(2008.3.25)
公開日 平成20年11月6日(2008.11.6)
発明者 安住 薫・佐藤 矩行  出願人 独立行政法人科学技術振興機構

発明の概要
【課題】被検物質の生物学的影響を評価する技術の提供。
【解決手段】被検物質に曝露されたホヤにおいて発現量が変化した遺伝子を検出し、独自に作成した分類表および評価表に従って、被検物質の生物学的影響を評価する方法。検出工程が、ホヤの全遺伝子の50%以上の遺伝子を検出し得るマイクロアレイを用いる、被検物質の生物学的影響を評価する方法。特定の分類表、および特定の評価表を備えている、被検物質の生物学的影響を評価するための評価キット。 J-Store >> 特許コード P08P006190

心筋芽細胞分化誘導因子を利用する再生医療薬の開発

2008年11月16日 | 医療 医薬 健康
心筋芽細胞分化誘導因子CmDF(Cardiomyocyte differentiation factor)は、一般にヒト好酸球が作る塩基性タンパク質ECP(eosinophil cationic protein)として知られており、抗寄生虫、抗菌等の活性を有することが知られていた。 しかし、近年、好酸球が組織修復にも関与していることが示唆されつつあり、そのメカニズムについて研究の取り組みが始まっている。このような状況の中で本来のECPの役割を見直した結果、細胞内骨格形成を促進する活性や心筋芽細胞の分化誘導活性を見出した。この活性は心筋組織再生へ応用の可能性が期待できる。JST TechnicalEye LH-2008-010

ホタル生物発光を利用した多色発光材料

2008年11月16日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
ホタルの発光は発光基質であるルシフェリンが発光酵素のルシフェラーゼにより酸素酸化を受けて生ずる現象であり、発光効率は地上最高といわれる。
その波長は560nmに限定されているが、ミクロの学術研究レベルから排水検査などのマクロ使用まで、様々な分野で利用されている。
しかし、可視化対象の拡大や測定機器の急成長により、「多色発光」へのニーズが急速に高まっている他、低価格等の要望も強くなっている。この、多色化、低価格化のニーズに応えるためにはルシフェリン - ルシフェラーゼ発光系の発光機構を解明し、その結果に基づき、化学合成可能な基質類似物質を合成し、これを用いてホタル生物発光系を利用した人為的発光系を達成することが重要となる。
http://jstore.jst.go.jp/cgi-bin/techeye/detail.cgi?techeye_id=85

自然免疫:論文引用が最多、審良さんの研究って 4年連続、世界のトップテン入り

2008年11月16日 | 医療 医薬 健康
◇05年から4年連続
 科学者は論文で評価される。「論文発表か死か」(パブリッシュ・オア・ペリッシュ)と言われるほどだ。大阪大微生物病研究所の審良静男教授(55)=免疫学=は「注目の論文を最も多く書いた研究者」(ホッテスト・リサーチャー)として05年から08年まで4年連続、世界のトップテンに入った。どんな研究をして、どんな点が注目を集めているのだろうか。毎日新聞(Web版)2008-11-16