作成者 岡山大学金山直樹
プロジェクト名称 P00041 産業技術研究助成事業
要約 (1)変異能力のON/OFFスイッチを組み込んだDT40-SWにおいて,その変異能力をONにすることによって多様な抗体ライブラリーが得られることが示され,DT40-SW抗体ライブラリーからは種々のモデル抗原に対する抗体産生クローンの取得が可能であった。(2)取得されたクローンは,変異機能をOFFにすることによって抗原に対する反応性を安定に保持できたことから,変異機能をON/OFFできることの有効性が示された。(3)遺伝子修復因子の一つであるXRCC3の欠損をDT40-SWに導入することは,抗体遺伝子に導入される変異の質を変換するのに有効であることが示された。 平成17年度第2回採択産業技術研究助成事業 報告書バーコード 100009100