コロナ第6波で疲弊してきた
透析スタッフ。。
今までは透析患者がコロナに感染した場合、
基幹病院に送っていた。
今は各病院で対応となった。
感染者が多すぎて
基幹病院では透析ができない状態。
もともと基幹病院では
各病室では透析ができず、
かといって各病室から透析室への移動は不可。
しかたなくICUにいれて透析をしていた経緯もある。
今はICUはおろか、
基幹病院の透析ベッドを感染者で使っても
足りないくらいの患者がいるようだ。
となるとどうなるか。。
隔離室があるところは
隔離室を使う。
けれど、隔離室専用に
人を配置することは難しい。
(人員に余裕がある病院は別だけど)
よって、昼間の透析後に
感染者または濃厚接触者の透析を始める。
ということは
日勤夜勤で対応するということ。
しかも3人から4人のスタッフが
日勤夜勤をする。
日勤の後に防護服をきての透析。
そのあとには消毒作業もある。
一か月に一回ではなく
隔離室を使わなくてもよくなるまで
交代交代でこの勤務を続ける。
日勤夜勤をやった翌日が
定休日に必ずなるというわけでもなく。
医療関係者としてのプライドで
ナイチンゲール精神とか
奉仕の精神で
乗り切っているのか。。
こんな感じで疲れ切っているスタッフであった。
過労からひどい風邪をひいたり
腰を痛めたり
うっかりのけがをしなければよいかと思う。
ちなみに知人が勤める産婦人科では
子供が濃厚接触者になって
監視していないといけないからと
同時に4人休んだとか。
お産は待ってくれない。
少ない人数でやはり乗り切るしかない。
潜在看護師という言葉がある。
確かにあれだけ大量に看護師を養成していて
それでも足りない。
どこへ消えて行ってしまうのか。
疲れて体を壊して
会社員の方がいいやと思う人も
少なくないのかなと思った。