ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

シャント手術ー新しいボタンホール

2020-08-20 22:33:00 | Weblog
シールが取れるともに
シャントを作る係りの人がシャントを見に来た。
駆血したりして流れを確認。


「ふむふむ。
やっぱり縛って止めてあって、
響いて動脈血が流れているように
思えるだけですね。

エコーするまでもなく、
今日、普通穿刺したところで
動脈側のボタンホールを作りましょう。

いや、今日刺したところを
次回、ダル針(ボタンホール用の針)で
刺しましょう」



今日なんて
ボタンホール作成のための角度等
考慮していないのに、
いいんかい???




         






そして次の透析、
そろそろ私の番と思わること
スタッフの絶叫が聞こえる。

そして
「いいから、僕が後で顔出すから」
となだめる声も聞こえた。

今、ボタンホールのことを
告げられた模様



そして穿刺スタッフやってきた。

「がんばれ」と声援してみる。


「申し送りでボタンホールについて
なにも触れてなくて。

突然言われて、
『ボタンホール用に穿刺すればいいんですね?』
と聞いたら、
『前回の穴を利用してダル針で刺して』と言われて。。
思わず、聞きなおしましたよ」



でしょうね。イレギュラーすぎる話。。。



緊張しすぎたのか
以前から使っている静脈側の
ボタンホールが入らなくて
四苦八苦。。。

「落ち着け。
復習しようね。
ここの角度は」と
穿刺角度等を説明する私。

すると入った。



次に問題の動脈側の穿刺。

意外にすぐに入った。

が。。。
穴を探している間、穿刺しているところと
全然違うところに激痛が走った。



なんじゃこりゃあ!!!!


今回の手術の余波。。。



「ら族さん、
ボタンホール諦めたほうが
良いかもしれませんね」

同じ場所を
普通穿刺では痛みがなくても、
ダル針で探すと痛みが出る
ことはごくまれにあるらしい。


穿刺場所、静脈も場所を変えないと
血液のリサイクルになる。。。


すごいショック。。。



結局、その後、
どうなると痛くなるかがわかり、
このままボタンホールを使い続けることができた。


しかし、
ボタンホール穿刺が不得意なスタッフは
あっさりとさせるのだけれど。
得意なメンバーがことごとく苦戦するという
アクシデント付き。

ボタンホールの角度が、
普通穿刺の角度そのもの。

よって普通穿刺のつもりで
穴を探すを入るけれど、
ボタンホールとして探すと
角度が違うため
穴がわからないらしい。。。。

以後、普通穿刺で作った針穴を
そのままボタンホールに転用するのは
止めるといっていたが、さて。

コメント
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