ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

ハツコイ

2016-06-28 22:44:34 | Weblog
チビ(姪 中学1年生)
野生児、その実態は発達障害。


チビが
「ら族ちゃんの初恋はいつ??」
としつこく聞いてくる。


無視する。


すると
「初恋ってなに???」
と聞いてくる。



「初めて好きな人ができることだよ。
 チビちゃんはいないの?
 好きな人」
と答え聞いてみる。


「出川とかイモトとか」


好きな意味がちがう。。。。


「なんで好きなの?」

「面白いから」

意味が違った。



「好きっていうのは
 その人とずっといたいとか
 その人のことをすべて知りたいとか
 そういうふうに思うことだよ。

 同級生とかいないの?」

「いない」

「じゃあ、ジャニーズとか
 歌手とか俳優とか」

「ジャニーズってみんな同じ顔をしているじゃん」

「(中学生がそんなこというな。。。)。。。」

「ら族ちゃんは、好きなタレントいた?」

「いたよ」






好きって感覚は、
本能だと思っていた。

幼稚園、幼稚園に入る前から
「好き。一緒にいたい」とか
「好き。でも照れてしまって隠れたい」とか
誰にも教えられずに思うことだと思っていた。

あとあと
「あれが初恋だったんだ」と気づくもの。



気づくとは漫画などで
恋愛描写をみて
「同じ同じ」と思い理解するものだと思う。



たぶん、小学校6年の時に
母がツルネーゲフの『初恋』を
買ってきてくれたことがあった。

けれど、理解できず。
タイトルだけで小学生には難しいレベルの
文学作品だったから。




昔って、
小学生だと『りぼん』『なかよし』『ちゃお』などの
漫画誌で恋を理解したと思う。

「仲の良い男の子が自分の友達と仲良くしている。
 え。。なに?この感情。。。。」
という感じで恋心に気づく話とか。

または、男女二人で事件を解決していく話とか。

『キャンディキャンディ』は
丘の上の王子様が初恋だったよね。



『別冊コミック』『別冊マーガレット』『別冊フレンド』は
淡い恋でなくもう少し濃い恋を描いていた。


『はいからさんがとおる』は、
いいなずけの存在を知り、反発し、
そしていいなずけの戦死の公報が入って、
紅緒は放心状態になって街をさまよう。

いつの間にか少尉に恋をしていたことに気が付く。

私には、岸裕子さんの『そのさき言って』が
バイブルだったな。






歌謡曲から好きということを覚えることも。




今も歌謡曲や漫画から覚えることもあると思うけれど。

チビは漫画を見ないから。。無理か。。。

なんで歌番組見ないんだろう。
もっとも番組自体が少ないけれど。



チビと接していると面白い。

親は複雑だろうな。




初恋の王道


村下孝蔵 初恋
コメント
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