ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

障害

2015-10-01 21:56:51 | Weblog
本屋に行く。

特定の本を探しているわけではないけれど、
本屋の中をぶらぶらして、
本を物色する。


そのとき、
うーうーうーうー
と唸り声が聞こえた。


だれかが具合が悪いのでなければいいけれどと
唸り声がした方へ言ってみる。



若い男性がソファーに座りながら、
唸り声をあげていた。

具合が悪いようではない。

普段から発しているような感じ。



近くにいた人は驚いて遠のいていった。



たぶん、知的障害や発達障害があって、
言葉が話せない人なんだろうと思う。


みて障害がわからない。

「障害があります」という札を
首から掲げるのは人権侵害か。

障害があるから唸るということを
わかってもらえれば、
人が離れていくことはなくなるはず。





今日、みつゴコロさんのブログで
「障害があります」というワッペンの紹介があった。

みつココロさんは、
知的障害があり自閉症があり小児麻痺があるお子さんを
育てている。

うーうーいうだけで
言葉は全く発しないらしい。

変な目で見られることがあるらしい。



やはり、あれば、周囲の目は変わるんだと思った。


全ての人が自閉症を理解するのは難しい。

自閉症を知らなくても、
そんなワッペンをつけていれば、
唸っていても逃げることなく
そばにいることができるようになるはずだ。



唸る=精神障害者=危険という公式、偏見が
なくなればといいなと思う。
コメント
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