ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

台風直撃と緊急時対応

2014-10-13 15:42:26 | 身体のこと
台風直撃。
それも透析の帰宅時はどうなることやら。。


長く透析していれば暴風警報の最中はもちろんのこと
一番風の強い時に帰宅したことはある。

坂道は滝のように雨水が流れ、
坂の下の雨水溝は雨水を数メートルは噴き上げ、
小枝が飛び交う中の帰宅したことがある。

けれど、年々、台風が強大化してきて。。。

上陸前からすでに
風にあおられて転倒してけがをする人続出。

そのうち大型トラックの横転するようになるだろう。

そんな中の帰宅なんて!!!!
考えたくない。



以前は透析時間を1時間繰り上げて透析を開始したことがあった。
けれど、今は、
かなり増床したし、患者も高齢化して、
透析を終えてお迎えが来るまで寝ている人が多く、
普段でも昼の部と夜の部の切り替えのための掃除は
ぎりぎりに終わることが多いという。

だから。近年はない。




患者はほぼ病院から車で30分程度のところに住んでいる。
例外的に他の透析病院の前を通って通ってくる人や
会社の近くの病院を選んた人は
1時間以上車を運転して帰宅する。

スタッフはなおさらのこと。


もちろん、透析関係者だけでなく、
他の病院、警察、消防、電気、水道、ガスなど
24時間体制で仕事をしている人はいる。

どんなことがあっても仕事に行く人、帰ってくる人は
いるわけで、
その人たちのおかげで生活は守られている。



何年か前に新聞の投稿欄で
「暴風警報がでても帰宅させない会社はどうかと思う」
という投稿が出ていた。

投稿者は若い奥さんで幼子と暴風の中で過ごすのは
心細く、夫に早く帰宅してもらいたかったが
帰宅してもらえなかったというものだった。


会社は公共交通機関が止まらない限り、
暴風警報でも仕事を続けるところが多い。

この奥さんは、会社勤めをした期間が短く
仕事中に暴風警報が出た経験がなかったのかもしれない。
それで学校のように考えたのかもしれない。


それに対して透析をしている人がレスをした。
「どんな天候でも私たちは命のために病院に行きます。
 またスタッフも病院に来ます。
 どんな天候でも職場に行かなくてはならない人がいることを
 知ってください」と書いてあったと思う。



台風がきていても関係ない。
行かねばならぬ。



実際、大雨の後、停電や水害で透析できなかった病院が
あると思う。
また公共交通機関が止まっていて
病院に行けなかった人もいると思う。

しかし、そういうときの病院の対応って
「ぜんじんきょう」に掲載されることってない。
震災の時はあるけれど。

「ぜんじんきょう」とは限らず、病院が透析できない時の対応、
患者が通院できなかったとき、帰宅できなかったときの
対応が公表されて、
もしもの時の参考になれば、不安も少しも減るような気がするが。。
なぜ出ない???


まずは透析中に停電しないことを祈ろう。




コメント
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