あとから母と妹から聞いた話。
看護師さんから
手術は14時から15時ぐらいに終わると
聞いていた。
ところが、
NHKの朝の連ドラの再放送を見ていたら
「手術がおわりましたよ」といわれる。
つまり13時前。
「早い」
とびっくりする。
看護師さんにつれられて手術室ちかくの部屋に入る。
先生がきて
取りだした腎臓を見せてくれた
紫の腎臓に対して、明らかに異物と思える黄色い塊があった。
その黄色い塊を差しながら
「これがガンです。出してよかった。よかった」と
先生は喜んでいたという。
腎臓は割ってあったのか、
ソラマメの形はしていなかった。
ただ、空気の袋(のう胞のこと)がたくさんあって
円もあれば楕円形もあり、いろいろな大きさがあったという。
あと、腎臓のまわりにホルモンのような白いものがついていた。
けれど、これはなに?と聞く余裕はなかったという。
でも、感覚は食材を見るノリじゃないか。。
私は無理。。。
料理人じゃないから。。。
もちろん、
ご本人様は、
現物はおろか、
写真も見せてもらっておりません。
部屋から出るとすぐに
私が手術室から出てきた。
「ご家族がみえていますよ」の声かけに
眼を開けて探そうとしたそうだ。
結局、眼は開けれなったそうだ。
その後、
「喉が渇いた」
としっかり自己主張。
「今日はうがいだけね」とたしなめられて
「はい」と答えたとか。
後は、暑い暑いの連呼。
とにかく、声かけに対しては
眼を開けなくてもしっかりはっきりと
答えていたとか。。。。。。。。。
手術室で名前を呼ばれて眼をあけたかも
覚えていないので、
当然、このやりとりは覚えておりません。