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ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

手術前日 その2

2012-12-08 20:41:52 | 腎臓がん

血液浄化センターへ行く。


まず、リストバンドのバーコードを読み込んでもらう。

そして体重計に乗る。

「●.●kgの増えですね」

すぐにパソコンにデータが飛ぶ。

前回、引けた分を考慮してもらえずに、
基礎体重からどれだけ増えてどれだけ除水するかと決まる。

あるようでない私の基礎体重。
変動が激しいから、いちいち基礎体重の書き換えができないし
できていない。

とっとと自分の病院に帰ろう。。。


ベッドに寝る。
平ベット。
リクライニングできない。。。。。。
腰がもつか。。。



そして、
「ここでは4時間透析をします。
 先生の指示です」
と。。。

まずい。
5時間透析をしてもらう前提の普通食。
高カリ、高リンになってしまうではないか。。
入院していて高カリなんてみっともない。。。


確かに持っていったデータはすばらしく良くて、
このデータで、なんで5時間透析をしているの?的データ。
そこら辺から4時間になってしまったんだろう。

それにここは、
午前午後の2部構成。
午前の部が終わってすぐに午後の部が始まる。
5時間もすると午後の部がなかなか始めることが
できないということもある。


とっとと自分の病院に帰ろう。。。

この時点では、気がつかなかったけれど
血流も200しかとってもらえかった。


同じく、ロカルトコールもいれてもらなかった。

理由は、想像だけれど、
このデータで、なんで5時間透析をしているの?
インタクトは確かに低すぎて、
ここに来る直前にレグパラを切った。
その後、採血をしていない。

うちの主治医、処方を替えたと
再度紹介状を書かなかったらしい。
(後で聞くと、「前書いたからいいよね」と
 書かなかったことが判明している)



透析中は略。
血流が取れないこともなく、
トラブルなし。。



終了時、エポジン3000が入った。

手術前だからとこちらの血液浄化センターのDR.の指示。

鉄さえあれば、エポをいれなくても
ヘマトやヘモグロビンは上がっていく特異体質の私。
ここでは、それをいっても理解してもらえないから
だまっていよう。

と思う。


抜針後、自分で止血した。
「すごいわね」といわれる。

そうか???
いつもは抜針の時から自分で押えている。



ダイアライザーはしっかり残血。
いつもと違うダイアライザー、
抗凝固剤はいつもより多めで、一時間前に切ったとか。

キャップの色から●社(イニシャルトークをする強さがない私)の
ダイアライザーかなと思った。

●社のダイアライザーと相性がわるい私。

結局、●社でなくニプロだった。
初めて使う会社だと思う。
こことも相性が悪いんだと感心する。。




3分ぐらい押えて、バンド(止血帯)をしようとしたら、
「もう止まったの?
 ここでは、バンドで止血することは禁止です。
 バンドして病棟に帰ってシャントがつまったことがありますから」

とたしなめられる。

「いえ。止血のためでなく、
 念のために巻くだけです」と答え、巻く。

「手際良く巻くわね」
感心される。

そして、「まって」と看護師さんにつかまり、
バンドと腕の間に看護師さんの指が入ってきた。

「このゆるさなら、(止血のためじゃないから)
 このまま帰ってもいいよ」と釈放される。


またまたリストバンドのバーコードを読み取り
体重計に乗る。


そして、「一人で帰れます」と言い残し帰った。




病棟に戻る。

ナースステーション前で
「本当に歩いてきた。。
 透析後なんて思えない。。。」
とあきられてしまった。

だって、透析後、いつもは自分で車を運転して
帰宅するんですよ。
ごく当たり前のことです。

ほんと、疲れる。。。。。。。。。。。。。。。
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手術前日 その1

2012-12-08 11:29:29 | 腎臓がん
10月17日 火曜日

眠れなかった。

枕が合わなくて首が安定しなくて
眠れなかったことと、
ずっと夜2時に寝る生活だったのに
夜10時に寝ろなんて無理な話で。。。


体調は急な冷え込みと乾燥で
鼻詰まりが始まった。
これ以上ひどくならないようにと
マスクをする。
(口を開けて寝てもいいように
 マスクを持ってきていたのだ)


朝食はかたちばかりの食事。。。   
といってもこれは常食(普通食)の低残渣食。

透析食の場合、どうなるんだろうと思いつつ
流し込む



ご飯 小  白菜のおとし卵  赤みそスープ(具なし) ブレクレス

熱:465Kcal 蛋白 13.8g 塩2.4g



その後、先生が二人別々に病室にきた。
「変わりない?」と。
若い先生の方は、
眼の下をみたり、リンパ腺を触ったり、
むくみを確認したり、
「そのカンパンみたいのはいつからありますか?」
ときいていった。



8時半過ぎ、
「今日は透析ですね。
 体をふきましょうか」といわれる。

「透析後、お風呂に入りますから
 いりません」と答えると

「この病棟では透析後の入浴は禁止です」
といわれてしまう。

まあ。。夏場は髪を洗い、体も洗っている。
「いつもやっていますから」といっても却下。
       

とりあえず、体を拭いて透析後に考えることにする。




血液浄化センターからよばれる。
「車イスでいきましょうか?」といわれる。

「歩いていきます」と答える。

「帰りは車イスでお迎えにあがります」
といわれる。

「大丈夫ですから」と答える。

「みなさん、そうされます」といわれる。

      


この時点では気付いていなかったが
この病棟は泌尿器科と腎臓内科と皮膚科の病棟だった。

基幹病院の腎臓内科といえば、
心臓やら糖尿などの合併症のある人が通うところ。
だから、腎臓内科の合併症がある人の透析導入時の
扱いと同じ扱いになってしまっていたのだ。。。


むむむ。。。。疲れる。。。。   

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