ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

手術 その2

2012-12-11 10:10:46 | 腎臓がん

手術室の入り口で
看護師さんの名札のバーコードを機械にかざすと
手術室の戸が開いた。

これでだれが入退場したか記録されるんだろう。


更衣室へ行く。
手術着とスリッパを渡されて、
「これに着替えてね。
 下は何も着ないでね。
 今は生理だから、パンツはそのまま履いてきてね。」
といわれる。



着替える。




手術室の受け付けに行く。
手術室のドアは開いていて中が見える。

リストバンドのバーコードを読み取り
患者を確認する。


そして申し送りが始まる。
最後に
「生理なのでパンツを履いています」と付け加える。

うーん。
事実とはいえ。。。



手術室のスタッフに連れられて手術室へ。
さっきから見えていた部屋だった。



手術台に上がる。
タオルをかけられて手術着を脱ぐ。
わずか3分しか着ていない手術着。


スタッフは帽子から髪の毛が出ていた。
まだ、準備段階であとで整えるのか。




「シャントは左でしたよね?」と聞かれる。
聞くまでもなく見てわかるシャントですけれどね。



「顎ががくがくするという報告があったけれど、
 口をあけてみて」と
昨日の麻酔科DR.もいたけれど
他の先生が近付いてきた。

口をあける。

「充分開くから問題ないじゃない」

外れて大きく開くタイプなんです。
まれに顎関節が動かなくて口が開かないことも
あるけれど。。



頭に脳波をみるための電極をつけられる。



後ろの方では
「透析をしていて昨日の除水量がこれだけですので、
 点滴の量はこれぐらいにしましょう。」
と話している。

透析していることを考慮して点滴の量が決まるんだと
感心する。
他の病院で手術をしても点滴の量を考慮してもらえるのかな?
と思う。



「右手の手首に良い動脈があるじゃない。
 ここで(ラインを)取りましょう」
いって、血管確保の準備が始まりそうだった。



マスクをかけられる
「眠くなりますよ。深呼吸をしてください」
といわれる。

数を数えないんだと思う。
(ドラマの見過ぎか??)

なかなか眠くならないと思ったら
徐々にでなく、急に意識が飛んだ。
吸って吐いて吸って吐いてぐらいか。。



後日談
右手手首には動脈を取ろうとして
努力した痕跡が7つもあった
良い血管と言いつつも苦戦し、
結局、他の場所で確保したのだった。

意識がないとはいえ。。。。。。
7つ!!!!!!!!!!!!
コメント
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