ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

病気であること

2008-07-26 23:28:29 | 身体のこと
病気についてどこまで人に話すか
これが大いなる問題である。

普通に扱ってもらいたいと思えば
だまっているし、
無理だと思えば病気のことを
話せばいいと思う。


すっごくまえに、
書道のお稽古で知り合った人に
「結婚を前提につきあってください」と
いわれ断った話をブログで書いたことがある。

一回りも年下だし、
一人っ子で親は両方とも病身。
私自身の健康があやしいのに
病身の親の面倒なんて見れない。
まして相手は若い。
きっと子供が欲しくなるにちがいない。
だから、病気のことをいって断った。
それでも
「親が死んだあとさびしくなりますよ」
としつこく言われた。

でも、断ったつもりだった。
しかし。。。
メールがくる。
タイムリーレスをしなかったときに
無茶苦茶ご立腹のメールをいただいたことがある。
返事が必要なメールではない。
だから、「付き合っているわけでもないのに
なぜこういうメールを送ってくるのでしょうか。
理由がわからなかったので返事をしませんでした」と
返事をした。
それ以来、タイムリーレスは求めなくなり、
時には返信をしない私だった。

その後、この本を読むといいですよとか進められ
なぜか伊集院静の「乳房」をもらってしまった。
適当にあしらっていた。
二人っきりでお茶をしたことも
書道用品を買いにいったこともない。


よく、この人から「明日はおけいこ行きますか?」
とメールをもらうことがあってけれど
翌日に「いきます」とか返事をしていた。

ちょうどお引越しの前後にもこのお伺いメールがきた。
ひっこしの準備(後片付け)でお休みします
と回答した。

その後、荷物もとりあえず片付き
お稽古に行けそうになったとき、
この人から
「休むことを先生に伝えておいてください」
とメールがきた。
私に伝えなくても受付にいえばいいのにと思う。

おけいこにいってびっくり。
私の病気のこととそれで体調が悪くて休む
とこの人がみんなに話したという。
忙しくて休むといっていたのに
当然、激怒メールを送った。
「あなたに病気のことを話さなければよかった」と。
その後、お詫びのメールがきた。
数日後、「明日も休日出勤です。ら族さんはお仕事ですか?」
というメールがきたけれど無視。

書道のおけいこでは病気のことで迷惑を
かけたことはない。
(茶道は体力不足で迷惑をかけたが。。)
だから、病気のことは話す必要はなかった。

この事件以来、この人はお稽古を休んでいる。
理由は知らない。


病気のことを言わずに、
彼の申し込みを断るべきだったのか。
「付き合っているひとがいる」とでも言って。
(なんで結婚しないのかと突っ込まれたらアウトだな。。)

病気であることを伝えるのが難しいと思った
事件だった。


あしたのおけいこくるかしら?
コメント (2)
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