やられた

会社では、アクセサリーの着用は一切禁止である。
結婚指輪、腕時計までも禁止。

私は女性のみだしなみとして
常にネックレスをしている。
当然仕事中はとらなければいけない。

今日は取り忘れてしまい、
机の上においてあるコースターに
外したネックレスを置いておいた。


帰宅時更衣室で、ロッカーのアクセサリー入れに
ネックレスがないことに気がつく。
「今朝、取り忘れてコースターの上に置いたんだ」
と思いだす。

もう一度、席に戻る。
コースターの上にはない。
「ない。。。。。」
今日は飲み物は持ち込んでいないから
ビン等にくっついてしまったことはない。

「ネックレスですか？
大ボスがもっていきましたよ」
とＣ女史。
「いつですか？」
「昼休み。いつ『いつ気がつくかな？』と
楽しみにしていましたよ」

え。。。

午後、大ボスは来て
わざわざ私の前の席に座り
Ｃ女史と私に仕事の進行の確認をして
「ほかにいうことないか？」
「ほかにいわなくちゃいけないことなかったけ？」
といっていた。

暗に「鈍感。まだきがつかないのか」
といっているではないか。
ひどい。。。。


「ら族さん、取り返しにいかないと」と
助言してくれるボス＆Ｃ女史。


しぶしぶ大ボス室へいく。
ら族「大ボス、アクセサリー返してください」
大ボス「なんのことだ？」
ら「ネックスレス、私の席から持っていかれたでしょう？」
大「なんのことだ？」
ら「昼休みもっていったんですよね」
大「だれがそんなことをいう？」
ら「ボスとＣさん」
大「ふたりがいったなら返してやろう」

ここまでしらばっくれる大ボスも
なかなかの役者。


本当に。。大ボスって
人をからかって遊んでいる。。。。