自己嫌悪からの脱出

ずっと小ボスのいったことが
頭の中でエコーしている。
「話題をもたないつまらないひと」



たしかに、話のネタは人の悪口と
噂話しかもちあわせていない。

趣味もこれといってないし。。。。


なんて私はつまらない、
嫌な女なんだろうと思う。
だから、友人も少ないんだと
悪いほうへ悪いほうへ考えていく。




そんなとき、「彼」がお茶に誘ってきた。
自己嫌悪の私。
『話のネタを持ち合わさない。
人の悪口しかいえない女と
お茶してもつまらないでしょ。』
とお断り申し上げる。

すると「彼」は
『同じ山をみていてもみんな持つ感想は違う。
俺はら族の笑って話をきいてくれるところが
好きだし、なんでもきちんと意見をいってくれる
ところが好き。
ちゃんとおまえのよさをわかっている人が
いるんだから、特定人物になにをいわれても
きにするな。』
と返事をよこしてきた。


なるほど。。。


悶々とした気持ちがふっきれた。


それから、誰に対しても
微笑んで話を聞けるようになった。
無理して話を合わせたり、
無理して悪口をいったりしなくても
いいということに気がついた。
笑ってその場にいるだけでもいいのだ。


自分のよさを忘れていた。

微笑んでいるとなにもかも楽しくなってくる。

「微笑み」絶対忘れちゃ
いけないものだとおもった。