ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

プチ恋愛・・・思い出にする前に

2005-11-11 22:41:32 | Weblog
今日は寒かった。
危険予知で厚着していったけれど寒かった。
カイロで指先を暖めながら仕事をした。

今日は「彼」は出張らしい。
「彼」の気配を探さなくてもいい。
気にしなくてもいい。

今日の仕事は、掲示用の式次第を作る仕事。
パソコンのデータを印刷機に送り、
A4をA1に打ち出す仕事。
印刷中はパソコンはすごく重くなって
使えないので、ほかの仕事ができなくなる。
今日はボスもいない、
小ボスは考察の世界に入り
だれも指示をださないことをいいことに、
印刷機の隣でパソコンの画面を見ていた。
「彼」とやりとりメールを読み返してみた。
印刷機は部屋の奥で、物の影。
人目につきにくいし、
後ろ立ちされて読まれることもない。
重いパソコンでするには調度いい。

彼が赴任してきたとき。
私の作った資料を誉めてくれた。(メールで)
私は「業務ですから」と答えた気がする。
そのころは兆しもない。
また、メールも保存していない。

その後、メールもなく、
今年の夏、立ち話で
「夏休みはどうするの?」と聞かれたのが
きっかけ。
その結果をメールで聞いてきて、
律儀に答えた私。
(「気分転換で書いています」という出足。
本当に気分転換でついつい返事を書いたのね)

その手のメールがなんども続いた。

そして、お茶に誘われてしまい、
ついていってしまった私。

こんな流れだったのと改めて知った。

この数日間の激動も読み返す。
あの時は周りに気づかれないために、
表情を殺すのに精一杯で
文章の深い意味を読み取れなかった。
「彼」は部下のいる前で、
どんな顔をしてメールを読み、
返事を書いたんだろう。


いつ彼に私への気持ちが芽生えたかは
わからない。

でも、もう戻れない。
読み返してもいけないし、
だれかに読まれてもいけないと思い
全部消去した。

2人がだれにも話さなければ
不倫未遂はプチ恋愛の思い出になる。
甘くて苦い思い出に
コメント
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