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計算気象予報士の「知のテーパ」

旧名の「こんなの解けるかーっ!?」から改名しました。

拙作『雪国の見守り人』のご紹介

2025年04月19日 | 何気ない?日常
 突然の「goo blog サービス終了のお知らせ」には参りましたが、まだ時間があるので、ゆっくり考えたいと思います。

 さて、今回はこちらのお知らせです。現在、小説投稿サイト「カクヨム」に小説を連載しています。生成AIでも小説が書けると言うので、その力を借りながら文章を綴っています。

『雪国の見守り人』(作・風雪詩人) カクヨムにて公開

 拙作『雪国の見守り人』は4月19日現在、第16話まで公開中です。最終話は第123話を予定しており、現在の更新ペース(月・水・金)を維持した場合、完結は12月22日頃になる見込みです。

 本作は、地方の気象会社に勤める「気象予報士」と、神社の「神職」という一風変わったコンビが、異常気象や土地に根ざした民間伝承と向き合いながら、さまざまな問題を解決していく物語です。

 作者である私(ペンネーム:風雪詩人)は、実際に地方の気象会社で働く気象予報士です。日々の業務では地域に特化した天気予報の作成に加え、データ解析のためのプログラム開発や、気象に関する研究発表・論文投稿なども行っています。なお、テレビでよく見る「お天気キャスター」のような華やかな仕事ではなく、裏方の地味な職種です。それは、このブログの読者の皆さんなら、ご存じのことと思います。

 そんな日常の中で感じたこと、考えたこと、時には少し毒を含んだ本音などを、小説という形でオブラートに包んで表現しています。気象学の専門知識をわかりやすく紹介するだけでなく、実際の研究成果を盛り込んだ箇所もあり、業務経験をベースに、自由な発想で綴っております。

 とはいえ、本作は「ファンタジー作品」です。もちろん、超自然的な現象や展開も登場します。科学的な思考に慣れている身としては、「それは物理的に無理では…」と自ら否定してしまうことも多く、超常的な要素の扱いには苦心しています。

 作中の気象予報士たちは、私の身近な同業者をイメージしています。超能力を使うようなキャラクターは登場せず、地味ながらも真面目に、科学的アプローチで問題に挑む人々が中心です。メディアに登場することもありますが、あくまで「理論派の現場人間」として、フリーアナウンサーのアドリブに振り回されたりもしています。但し、テレビでよく見る「お天気キャスター」は一切登場しません(元はいるかも)。

 一方、神秘的な力を扱うのは神職の友人。彼女も基本的には真面目な性格ですが、涙もろく、少しお茶目な一面も。とはいえ、いざという時には魔物に立ち向かい、不思議な力を発揮します。戦闘シーンでは神職が主役となり、気象予報士がその知識と予報で支援する展開が多くなっています。ただし、集中豪雨や大雪など、天候に関わる場面では、予報士たちが大活躍します。

 物語は基本的に思いついたことを自由に綴っており、伏線回収や構成にはややゆるい部分もあるかもしれません。細かな点の見落としなどもあるかと思いますが、ご容赦いただければ幸いです(実は生成AIからも細かい所をあれこれ指摘されております)。

 また、ストーリーやキャラクターの発想は自分で考えていますが、AIと対話しながらアイデアを広げたり、文章の調整を手伝ってもらったりすることもあります。そういった背景から、本作には「AI利用」のタグを付けております。

 今後とも、『雪国の見守り人』をどうぞよろしくお願いいたします。

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