計算気象予報士の「知のテーパ」

旧名の「こんなの解けるかーっ!?」から改名しました。

冬型の気圧配置に伴う降雪量と降水量

2022年01月20日 | 山形県の局地気象
 先週11日(火)夜遅くから15日(土)朝にかけて「冬型の気圧配置」が続きました。この影響で山形県内でも積雪の増加が進みました。

 この5日間降雪量の分布を描いてみると、朝日連峰から飯豊連峰の付近では80cm以上の極大域となりました。また吾妻連峰や神室山地の付近でも60cm以上の降雪が観測されました。


 続いて、1月11日(火)~15日(土)の山形県内の降水量の分布も描いてみました。


 朝日連峰から飯豊連峰の付近と吾妻連峰や神室山地の付近で降雪・降水の極大域となったことが窺えます。特に朝日連峰から飯豊連峰の付近では、降水量で80~100mm以上の水準に達しました。
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