計算気象予報士の「知のテーパ」

旧名の「こんなの解けるかーっ!?」から改名しました。

ちょっとだけ、憩いのひと時。

2015年04月26日 | 何気ない?日常

 休憩がてら、お散歩の時に撮影した1枚です。

 これまで「Excel-VBA」などで作成してきた科学技術計算のプログラムを、「C#」などのプログラムに少しずつ書き換えています。理由はただ一つ、計算の「高速化」です。

 解析するデータ量が膨大になってくることが予想されるので、Excel-VBAなどのインタプリタ系の言語よりもC#やFORTRANなどのコンパイラ系の言語でプログラムを書いた方が良さそうな感じになってきたのです。

 アルゴリズムの核となる部分は既に確立しているのですが(実際に既に一通り作ってしまっているのだから)、それでも言語間の特徴の相違などもあり、そう簡単には行かないものです。しばらく、苦戦を強いられそうです。
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謹んで新年度のお慶びを申し上げます。

2015年04月01日 | オピニオン・コメント
 新年度、明けましておめでとうございます。

 不安と希望を胸に、新たな門出を迎える方々も多いのではないでしょうか。私の場合はこれと言った人事異動もなく、その意味では「新たな門出」というものは特にありません。折しも、テレビやラジオなど様々な番組の改変期ではありますが、私が何らかの番組に「お天気キャスター」として出演する予定はもちろん、ありません

 今、とても静かな気持ちで新年度の始まりの時を迎えております。しかし、何も動いていない、進展していない、というわけではありません。少しずつ、少しずつ何かが変わりつつあるのを感じます。

 最近、とみに思うのは「本当にやってみたい、チャレンジしてみたいコト(夢や希望)があるのならば、そのチャンスは『自分で』掴まなければならない」ということ。

 これまでの学会発表や論文投稿、そして市民講座やCAMJでの研究発表・・・その実現には多くの方々の御協力がありましたが、その第一歩最初の一歩『自分で』踏み出していました。『自分で』最初の一歩を踏み出し、エントリーの矢を放ち、相手がそれに応えてくれた時、初めて何かが動き出すのです。最初の一歩は他の誰にも代わってもらうことができません。その一方で、自分の考えやアイデアを織り交ぜた提案を直接に出来る「自由度」は最高レベルです(だからこそ、敢えてチャレンジする意味があるのです)。

 矢を放つ相手、それはほとんどの場合、「初めて出会うであろう(または縁の薄い)」相手です。従って、新しい仲間との出会いと交流を求めて、様々な矢を放ち続けます。新しい出会いや交流こそが、私の視野を広げ、新しい知識や経験を与えてくれるのです。お互いのアイデアを自由に述べ合い、その中で発展させていける・・・この小さな経験の積み重ねが、私の一つの原動力になっているのかもしれません。

 年末年始に述べた「『会社のスタッフ』としての歩みに加えて、『一人の専門家』としての歩みについても真剣に考える」・・・その真意はここにあるのです。後者は、自分のアイデアや発想で提案・チャレンジする場を広げたい。成功すれば実績になり、失敗しても成長の糧となるのです。

 今年も矢を放っておりますが、さすがに百発百中というわけにはいきません。しかし、その一方で、これから大きく芽を出しそうなものもあります。今はまだ、静かな静かな春の陽気に浮かれておりますが、じわりじわりと山が動くような「その時」が近づいているような気がします。

 2月末には、これまでずっと取り組んできた「熱流体数値シミュレーション」を応用した局地気象モデルの研究発表を行いました。そして今は、新たに人工知能(人工ニューラルネットワーク)を応用した局地気象モデルに興味を持っています。こちらもかれこれ数年レベルで何度も挑戦しております。

 今度こそは!と思いつつ、何度も失敗してきたものです。そして今も新たな発想の下で、「今度こそはイケルのではないか」。そんな期待を寄せながら、数値実験を試みております。

 折しも統一地方選挙の時期となりました。さあ、これから選挙戦が始まります。
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