計算気象予報士の「知のテーパ」

旧名の「こんなの解けるかーっ!?」から改名しました。

「横取り」だけでは続かない

2014年02月08日 | オピニオン・コメント
 最近、ある有名な作曲家が、自分で作曲したのではなく、実は別の人物が作曲していたというニュースが話題になっています。本当の作曲家の方は、自らを「共犯者」と名乗り、記者会見を開きました。物凄い勇気と決意があったのだろうと思います。

 このケースは「部下の手柄を横取りする上司」の構図に何か似ているような気がしました。世の中には、部下の手柄を平然と横取りする上司なんて、ゴマンといます。部下の手柄を横取りして、自分だけが評価され、内外から持て囃され、そして有頂天になっている連中なんて、どこの世界にもいる。でも、そんな状態は永遠には続かない、ってことなんでしょうね。

 それに見合った報酬も出さずに、他人の手柄を横取りするだけなんて、さもしいですね。

 自ら「共犯者」と名乗り出た方、本当は確かな実力をお持ちなのですから、今度は「他人の名前」ではなく、正々堂々「御自分の名前」で勝負して頂きたい。もう、日陰に閉じ込められ「(薄給で)横取りされる日々」は終わりました。勇気をもって日向に飛び出したのですから。
コメント
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