山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

半襟

2012-01-26 01:46:00 | 日記
今日は、美容師の娘が、留袖に半襟をつけに来てくれた。(詳しく言えば、長襦袢のほうにつける作業が大変のようだ。)留袖は、実家の母から借りたのだが、私は着物の事は全くわからない。
普通は、母から子に物事を教えるものであるが、私から娘に教えてやれることは何もなく、娘は別のルートから、様々な知恵と技を教わって身につけている。
私の場合、着物は親から借り、着つけは娘にしてもらうという情けない状況だが、なんと、恵まれた人間なのであろう。自分は何もしないで、親と子の恩恵にあずかっているわけだ。全く幸せ者である。

それにしても、半襟って、半紙を折りたたみ、白い布にアイロンをかけて半紙を挟み、布の片側を着物の襟に縫いつけ、もう片側もまた縫いつけてとめるというような大変な作業。娘が一生懸命やっている間、こちらはのんきにテレビの2時間ドラマを見ていた。
本当に、娘がいてよかったと思う。もしこの娘が居なかったら、着物を持って当日美容院に行くことになるだろうが、前もってこんなにきれいに準備しておけなかったわけである。だいたい、何を持っていったらいいのかも、よくわからない。長女の結婚式の当日は、次女が着付けをしてくれるので、安心である。(次女の結婚式の時はどうなってしまうのかな?)

そういえば、このあいだの日曜日は、ブログを書かなかったけれど、「always三丁目の夕日」の映画を見に行って来た。そこで、六ちゃんの結婚式の場面があって、鈴木オートのお母さん(薬師丸ひろ子)が留袖を着ていた。薬師丸ひろ子は、優しいお母さんとして、なかなかいい味を出している。あんなふうになりたいものだ。留袖というのは、既婚女性が着用する最も格の高い礼装であるので、これをきちんと着るのが一人前の女性の証だ。

次女の留袖の着つけの腕は、客観的な評価によっても、なかなかのものである。ところが、着せられるほうの人間が、その立ち居振る舞いなどがめちゃくちゃであるので、せっかくきれいに着せてもらっても、どうなる事やらという感じだ。
留袖を着るのは一生にそう何回もあるものではないだろうから、身の引きしまる思いである。

式までは、まだ何日もあるのであるが、美容師はとにかく休みがないので、週1回の休みのたびに少しずつ用意をしてくれている。深夜12時過ぎにアパートに帰ったが、明日も仕事。
御苦労様です。
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2 コメント

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半襟 (しのぴぃ)
2012-01-26 06:12:26
美容師になるには和装についても勉強されるのですね。技術が身についているっていいですね。
最近は、普段でも和服姿の女性をみかけます。
だれかれとなく娘さんの技術をお話しておくと、お仕事を依頼されることもあるかもしれませんよ。
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Unknown (飛鳥)
2012-01-26 10:01:37
美容師は、思ったよりも大変だなと思う毎日です。娘は美容学校で和装の授業を取っていたので、それは得意なほうですが、仕事場ではまだまだ先輩のアシスタントです。それに、カットやパーマという日常の仕事も半人前。修業が続いてます。でも、着付けができるのは、将来も強みかなと思います。
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