山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

節目の不思議

2009-09-27 21:40:11 | 日記
物事の節目というのは、不思議にいろいろな変化が重なる。
数年前の節目は、ちょうど私がこのブログを始めた2005年だった。
その当時の記事は現在非公開にしているのだが、2004年の後半から2005年の前半にかけて、私が日本語教師を失業、夫が30年勤めた会社を失業、そして夫の母の死、ということでマイナスの出来事が続いた。
義母は老人ホームに入っていたが、心筋梗塞で何の前触れもなく、明け方亡くなったという連絡がきた。リストラ退職を間近にしていた夫にとっては、もう何もかもが終わったような気がしたに違いない。義母は夫にとっては唯一の血のつながった身内だった。
そのころは、長女が大学生、次女が高校生で、家があまりにも手狭になったため、長女が近所のアパートで一人暮らしを始めようとしていたときでもあった。
なんだかすごく変化のある年だった。

それからは、精神的ドン底から這い上がるようにして、私も今の会社にパートタイマーで採用され、夫も正社員ではないながら転職することができ、それなりに生活を立て直してきた。
そのうち長女も大学を卒業し順調に就職し、次女もまた専門学校を卒業し順調に就職した。
今年、次女が20歳になり就職が決まったと時を同じくして、今住んでいる公営住宅の建て直し計画が現実のものとなった。次女も自立するために近所にアパートを借りて一人暮らしをはじめた。

今、移転のために家の中を片付けているのだが、子供たちの学校教材や子どものときに遊んだおもちゃなどを思いっきり整理している。つまり捨てているわけだが、これで本当に我が家のひとつの時代が終わったんだなと思う。
ついでに、日本語教師時代のものも思いっきりすべて捨てたが、夫もまた以前の仕事に関係する資料や書類などをすべて捨てているのではないかと思う。
引越し先は2部屋しかないので、夫と私とひとつずつ個室を使うような形になりそうだ。引越し先にも子供たちは週に1回くらいは訪れることになると思う。

さて、過去のものをすっきり整理して、これからはどのような生活をしようか。
今年は少なくとも5年前のようにマイナスの変化ではない。
運転免許を取り、車を買うことにしたし、新生活はまた全然違ったものになるはずである。
移転先は新築で、扶養家族が減ったこともあり、家賃も3倍くらいに跳ね上がる。駐車場代や車の維持費もかかるので、生活は厳しくなるが、子どもの養育費などは、もはや必要ない。

まだ、老後という年齢ではないので、もうひと頑張りしたいと思う。

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