このごろ気になるのは、子供たちが屋外でさえ99・9%マスクをしているということである。
今日は、昼休みに小学校の近くを歩いていると、ちょうど小学校も給食の後の昼休みだったらしく、校庭で子供たちが元気に遊んでいた。
グラウンドを走り回る子たちやジャングルジムによじ登っている子たちなど、様々な遊びをしているのだが、どの子もみんなマスクをしている。
いくらなんでも子供たちが全員花粉症とは思えないので、やはり新型コロナの対策を継続しているのだろう。
学校のマスク自由化は3月13日ではなく、なぜか新学期の4月になってからだというが、それにしても屋内で密になっている教室とは違い、屋外の春爛漫さわやかな空気の中で、どうしてマスクをする必要があるのだろう。
マスクをはずしても良いという単なる「許可」であって、しかも「距離が保てない場合」や「お友達と言葉を交わす場合」はマスクをつけることを推奨します、などという但し書きがあるので、こんなことでは外すことが出来るわけがない。
しかも、大部分の生徒がマスクをする中で、1人だけ外していたら、仲間外れにされてしまうのではないかという恐れもあるだろうし、大人以上に学校の中では、同調圧力が強いのではないかと思う。
親も親で、なぜかかたくなに子供と共にマスクを継続している人が多いから驚く。
・・・・
そんな中で、今日仕事を終えて大型商業施設に向かって歩いていると、めずらしくマスクをしていない3~4年生くらいの男の子が向こうから歩いて来るのを見かけた。
すると、その子は父親と一緒に歩いているのであり、その父親は30代後半くらいの感じで、背が高く容姿の整った、身なりもきちんとした人だったが、その人もまたマスクをしていなかった。
ああ、この親あってのこの息子なんだと、なぜか涙が出るほどうれしく感じた。
親が息子に、屋外を歩く時はマスクを外すことが望ましいと教えているのだろう。
本当に、外を歩いたり、外で遊んだりするときくらい、マスクを外したらどうなんだろう。
今の子どもの多くは、外しなさいと言わなければ、もう外すことができない人間になってしまっているようだから。
・・・
本日のマスク状況は、大型スーパーでは私を含め4人くらいしかノーマスクの人が居なかったので、屋内では100人に1~2人くらいの割合かと思う。1人はおじいさん、2人はオバサン。その他に外国人の若い女性。
なんか、3月13日初日のほうが外している人が多かったような気もするので、同調圧力に負けてあきらめてマスクをつけるようになってしまった人がいるのかなと残念だ。
道行く人々(日本人)では、屋外ということもあり、20人に1人くらいの割合でノーマスクの人がいる。
それから外国人も今日のところあちこちで20人くらいは見かけたと思うが、ほとんどマスクはしていない。
外国人にとっても、現地の日本人にマスクをしていない人がいれば、ちょっと嬉しいんじゃないかなと思ったりする。
・・・
とにもかくにも、子供には屋外でマスクを外して思い切り春の空気を吸ってもらいたい。