花遊び 山遊び

花を愛し、山を恋し、日々自然と遊ぶ。遊んだ事を記憶だけにとどめず、ブログとして記す。
発信元  流れ星☆彡

シタキソウ(ガガイモ科 Ⅰ)

2010-06-14 | 山野草
山野草
■次々見つける■
 主の観察会が終わり海岸線を目的のシタキソウを探して車を走らすがこの時期目立つ白の花(ネズミモチ・ミズキ・ガマズミ・クチナシ)など次々目にはいる。でも、シタキソウは見つけられない。「あった~バック」と言ったのはぼちぼちさん。さすが目敏い。
      

      
しかし、遠くて香りが嗅ぎたい私はちょいと悔しい。先日同じ場所を通過しているぼちぼちさんは直ぐ近くで見られる場所に案内してくれた。
      
足元で開花している。
      
接写OK。香りはあたり一面漂いもう、最高丁度のよい時期の訪問です。花数沢山ですし、すぐ近くに見られるので嬉しくなってしまいます。
これで満足しそうなものですが欲深いのか車を走らせながら行き、まだうろきょろします。と、ま~見事な株発見。
           
滝のようにびっしりと花を着けている。上をみるとまだまだある。まるでテイカカズラのようです。少し移動すると今度は別の株もある。
      
咲き始めのまだ白くない・・そしてガガイモ科らしい形。手前にはジャケツイバラも見えます。
      
ジャケツイバラ種
そして又行くと・・今度のも蔓を上に伸ばして沢山の花を咲かせています。それも直ぐ足元にある。
      

           
白い花がいかにも花嫁が持つブーケ、それキャスケードブーケそっくりに垂れ下がっています。
なんとも幸せな気持ちになれました。

シタキソウ(ガガイモ科)
本州(千葉以西の太平洋岸)~九州に分布。海岸近くの山林に生える常緑ツル草。大きな白い花をつける。よく似た園芸種に同属の、マダガスカルジャスミン(アフリカシタキヅル)がある。
今回観察し本当に良く似ているとおもいました。日本産ジャスミンとしてシタキソウが植栽されたら嬉しいと思ったことです。というのはシタキソウは加温しなくて栽培できる。だれか園芸の流通にのせたら直ぐ広く愛好される植物になるのに・・・
種から育てても発芽しやすく3年で開花すると牧野植物園の観察会できいているのです。
変わった名前は「舌切草」シタキリソウがつづまったといわれています。蔓を切ると白色の液が出ることにより、この液を唾液、大きな葉を舌に見立て、『舌切り雀』の話を連想しつけたかも。


    






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2 コメント

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クルエルプラント (花道楽)
2010-06-14 23:13:23
山脇哲臣さんの随想集『花想』にシタキソウのことが書かれてます。
牧野植物園の図書室にもありますので機会があれば読んでください。

哲臣さんの筆技をどう真似ても私にはうまく伝えることができませんのでぜひ一読を。
返信する
はい (流れ星)
2010-06-14 23:49:08
必ず読みます
紹介ありがとうございます。

こんな素晴らしい花が高知の海沿いのあるのが嬉しいことです。
返信する

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