花遊び 山遊び

花を愛し、山を恋し、日々自然と遊ぶ。遊んだ事を記憶だけにとどめず、ブログとして記す。
発信元  流れ星☆彡

キクタニギク(アワコガネギク・アブラギク)

2013-11-03 | 山野草
山野草
■お初の野に咲くキク!!■
先月末から子供たちの住む首都圏へでかけていました。観光目的ではないし、植物観察も目的ではないので野に咲く花を見られると思っていませんでした。少しだけ時間ができカメラを持ちフラフラ歩いていると見つけましたよ~!
    
最初見たときに「シマカンギク」に似ている。けど違う。頭に浮かんだ名前は「アブラギク」
帰宅後調べると高知県植物誌ではキクタニギク・アワコガネギク・アブラギクと3つの名が並んでいます。間違っていなかった。
葉の形と頭花でシマカンギクとは違うとすぐに判別できたのです・・・
             

             

             
葉柄が葉身より短い。(葉身は3~6センチ)
葉身は羽状に5深烈(ときに7)さらに裂片も羽状に切れ込む
             

             
分布・・・   東北地方南部から関東地方北部と近畿地方を中心とした地方・九州北部
生育地・・・ 林の縁・山地の崖、耕作地周辺の藪に

キクタニギクの名は京都の菊渓から
アブラギクの名は花を油に浸して傷薬にしたところから
アワコガネギクの名は密集している花が泡のように見えることから(命名者は牧野富太郎)
名前を覚える場合このうち自分はどうしましょと思案し・・・これからは「アワコガネギク」を覚えて別名キクタニ・アブラとしてみましょと思っています。密集して咲くから「泡黄金菊」というのが気に入ったのです。

花を見に出かけてなくて偶然にお初の花に遭えるなんて・・うれしいというほかないですね。何処へ行くのにもカメラ持参です。

コメント (8)
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