股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ガガーリン 世界を変えた108分

2015年10月07日 18時51分08秒 | 映画評論カ行
製作年:2013年
製作国:ロシア
日本公開:2014年12月20日
監督:パヴェル・パルホメンコ
出演:ヤロスラフ・ザルニン,ミハイル・フィリポフ,オルガ・イワノワ,ウラジミール・ステクロフ
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ユーリー・ガガーリンは、3,000人を超える空軍パイロットの中から選ばれた20人の宇宙飛行士候補の一人だった。彼は仲間たちと競い合いながら想像を絶する訓練を経て、ついに宇宙へと旅立つ栄誉を手にする。そして迎えた1961年4月12日、ガガーリンはソ連製宇宙船ボストーク1号に乗り込み、人類初の有人宇宙飛行に挑む。
1961年に世界初の有人宇宙飛行という偉業を成し遂げた、ユーリー・ガガーリン生誕80周年を記念して製作された感動の伝記ドラマ。まだテレビすら珍しかった時代に、命懸けで前人未到の領域に踏み込んだ宇宙飛行士の冒険と飽くなき探究心を描く。ロシア出身で『メトロ42』などのヤロスラフ・ザルニンが主演を務め、『エレナの惑い』などのナジェジダ・マルキナらが共演。34歳という若さで亡くなったガガーリンの知られざる半生と壮大なミッションに息をのむ。

世界初の有人宇宙飛行を成し遂げたユーリー・ガガーリンの半生を描いた伝記ドラマ。3,000人の空軍パイロットの中から選ばれた20人の宇宙飛行士候補の一人だったユーリー・ガガーリン。仲間たちと切磋琢磨しながら前人未到の宇宙遊泳に挑戦することは凄い!!誰も行ったことのない宇宙へ初めて行くガガーリンの心境はきっと複雑だったのかもしれません。そして彼を見守る家族の気持ちを考えると複雑ですね…。ガガーリンの幼少期は貧しかったことに驚きましたし、身長が150cm代ということも、34歳という若さで亡くなったこともこの映画で知りました。天才と呼ばれる人は短命な気がする…。命がけで挑む宇宙飛行士の姿を描いてはいるのですが、現在と過去の話が行ったり来たりで分かりづらかった。もう少し宇宙飛行についての描写を増やしてほしかったかな。ちょっと地味な作品でした…。

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
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忘れないと誓ったぼくがいた

2015年10月05日 11時32分19秒 | 映画評論ヤラワ行
製作年:2015年
製作国:日本
日本公開:2015年3月28日
監督:堀江慶
出演:村上虹郎,早見あかり,西川喜一,渡辺佑太朗,大沢ひかる,池端レイナ,ちはる,山崎樹範
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大学受験が迫る高校3年生の葉山タカシは、織部あずさという少女と出会い、たちまち心を奪われてしまう。何度も会ううちに、あずさは自分と出会った者は必ずその記憶を数時間後に失ってしまうという奇妙な告白する。信じようとしないタカシだったが、ふと自分が誰と会って、一緒にどこへ出掛けていたのかを忘れてしまっていることに気付く。彼はあずさと出会った日の出来事、デートの約束などを詳細にメモに書き記し、記憶をとどめておくようにするが…。
日本ファンタジーノベル大賞を受賞した「ラス・マンチャス通信」などで知られる人気作家、平山瑞穂の小説を実写化したファンタジー。出会った人間の記憶から消えてしまう不思議な少女と男子高校生が、懸命に思いをつなごうとする姿を見つめる。メガホンを取るのは、『センチメンタルヤスコ』などの堀江慶。『2つ目の窓』で注目を浴びた村上虹郎と『百瀬、こっちを向いて。』などの早見あかりが、運命にあらがう主人公の男女を熱演。ときめきや驚きが詰まった物語はもちろん、早見が初めて挑戦するキスシーンも見どころ。

忘れられてしまう少女、忘れまいとする少年の淡い恋のお話。何故、人の記憶から少女は消えてしまうのか…その謎は明かされるとこともなく、ラストもどっちつかずの場面で終わってしまいます。しかし、細かくツッコミを入れずに、2人の切ない恋模様を楽しむべき作品だと思います。「記憶が消える」という斬新な設定は良い!!記憶を忘れてしまうことが、これほどまでに悲しく切ないことなのかと、普段の生活では思うことのない事を考えさせれました。少年が必死に覚えていようとする姿が印象的。やっぱり記憶が消える原因が何かをハッキリするべきだったと思う。
元ももクロの早見あかりの演技不足がちょっと目立っていたかな。「百瀬、こっちを向いて」の時の演技は良かったのだけど…。村上虹郎くんの演技は自然で上手でした♪

この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)
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アントマン

2015年10月04日 00時16分48秒 | 映画評論ア行
製作年:2015年
製作国:アメリカ
日本公開:2015年9月19日
監督:ペイトン・リード
出演:ポール・ラッド,マイケル・ダグラス,エヴァンジェリン・リリー
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仕事や人間関係がうまくいかず、頑張ろうとすればするほど空回りしてしまうスコット・ラング。別れた妻が引き取った娘の養育費も用意することができず、人生の崖っぷちに立たされた彼のもとにある仕事が舞い込んでくる。それは肉体をわずか1.5センチに縮小できる特殊なスーツをまとい、正義の味方アントマンになるというものだった。スーツを着用した彼は、ヒーローとして活躍するために過酷なトレーニングを重ねていくが…。
マーベルコミックスの人気キャラクターを主人公にしたアクション。体長1.5センチになれる特殊スーツを着用した男が、正義の味方アントマンとなって悪に挑む。メガホンを取るのは、『チアーズ!』などのペイトン・リード。『ウォールフラワー』などのポール・ラッド、名優マイケル・ダグラス、『ホビット』シリーズなどのエヴァンジェリン・リリーらが出演している。小さな体を生かしながら、強大な悪を倒していくアントマンの姿は痛快。

体長1.5㎝のアントマンになった男が悪に挑む物語。マーベル作品最新作です。最近のマーベル作品にネタ切れ感を感じてはいましたが、本作は安心して観れる「これぞマーベル映画!」と言える作品で最後まで楽しめました。笑えるシーンも多く、なおかつアクションシーンも満載。アリたちと協力して悪に挑む設定は新鮮で、カラダは小さくてもスケールの大きさを感じました。虫が苦手な人でも、アリたちを好きになるかも!まぁペットにするのはどうかと思いますが…。物語の内容も世界を守るヒーローの話というよりは、娘を見守る父親としての優しさが伝わってくる作品。それがまたマーベル映画には新鮮な要素の1つ。トーマスの使い方も面白い♪大きくなったり小さくなったり今までにないヒーロー映画です。キャプテン・アメリカの続編に繋がるような終わり方なので、今後も面白くなりそうです!

この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)
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バクマン。

2015年10月03日 01時12分16秒 | 映画評論ハ行
製作年:2014年
製作国:日本
日本公開:2015年10月3日
監督:大根仁
出演:佐藤健,神木隆之介,小松菜奈,桐谷健太,新井浩文,皆川猿時,宮藤官九郎,山田孝之,染谷将太
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優れた画力を持ちながら将来の展望もなく毎日を過ごしていた高校生の真城最高は、漫画原作家を志す高木秋人から一緒に漫画家になろうと誘われる。当初は拒否していたものの声優志望のクラスメート亜豆美保への恋心をきっかけに、最高はプロの漫画家になることを決意。コンビを組んだ最高と秋人は週刊少年ジャンプ連載を目標に日々奮闘するが…。
「DEATH NOTE」の原作コンビ、大場つぐみと小畑健によるテレビアニメ化もされた大ヒット漫画を、『モテキ』などの大根仁監督が実写映画化した青春ドラマ。性格の違う高校生2人がタッグを組み漫画家への道を歩んでいくさまを、大根監督ならではの巧みな映像表現を駆使して描く。週刊少年ジャンプでの連載を目指して日々奮闘する漫画家コンビには、佐藤健と神木隆之介。実在の漫画作品や出版社が実名で登場するほか、劇中使用される漫画の原稿を小畑自身が描いている。

試写会にて鑑賞。高校生2人が週刊少年ジャンプ連載を目指して奮闘する物語。漫画を製作するシーンでプロジェクションマッピングを使用するところは面白い!今までない立体感があって面白かったです。原作を読んだことがないので、しかし比べる事は出来ませんが、内容が単純過ぎるというか要所だけを切り取って繋げた感があって省略しすぎて中途半端だったかなと思います。友情・努力・勝利。まさにその通りのなのだけど、そんなに人生上手くいくかな?順位を競い合ってるライバルなのに仲間が助けてくれるとかそんなのあり?ヒロインとのその後も気になるし…。2時間でまとめるのは大変だとは思うけど、それにしても苦労というものが感じられない。少年ジャンプも漫画もほとんど読んでないから、感動が薄かったのかな。キャストも映像技術も良かっただけに惜しい作品でした。

この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆(満点は★10)
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ジョン・ウィック

2015年10月01日 04時20分40秒 | 映画評論サ行
製作年:2014年
製作国:アメリカ/カナダ/中国
日本公開:2015年10月16日
監督:チャド・スタエルスキ
出演:キアヌ・リーヴス,ウィレム・デフォー,イアン・マクシェーン
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伝説的な暗殺者として裏社会にその名をとどろかせるも、殺しの仕事から手を引いたジョン・ウィック。暴力から遠く慣れた毎日に安らぎを覚えていた彼だったが、それをロシアン・マフィアによって奪われる。怒りと憎しみに支配された彼は、封印していた殺しのスキルをよみがえらせ、ロシアン・マフィアへのリベンジを果たすことを決意し…。
『マトリックス』シリーズなどのキアヌ・リーヴスがすご腕の元ヒットマンを演じたアクション。ロシアン・マフィアに平穏な日々を壊された元暗殺者が、壮絶な復讐に乗り出していく。メガホンを取るのは、『マトリックス』シリーズなどのスタントを務めてきたチャド・スタエルスキ。『シャドウ・オブ・ヴァンパイア』などのウィレム・デフォー、『ヘラクレス』などのイアン・マクシェーンら、実力派が共演する。全編を貫くダークでスタイリッシュなビジュアルに加え、カンフーと銃撃戦を融合させた迫力のアクションも必見。

久々のジャパンプレミアにて鑑賞。「スピード」「マトリックス」で世界的スターとなったキアヌでしたが、最近はあまりパッとしなかった。しかし“キアヌ完全復活”という宣伝文句に期待して足を運びました。
裏社会から足を洗いながらも、マフィアによって奪われた平穏な生活。怒りと憎しみを抱えて再び復讐に乗り出す男の物語。カンフーと銃撃戦を掛け合わせた長回しのアクションシーンは迫力が凄かった!50歳過ぎてあの動きが出来るのは凄いよホント。しかし凄いのはアクションだけ…。キアヌが殺して殺して殺しまくってるだけの映画でした。登場人物はたくさん出てくるのですが、どいつもこいつも何者なのか説明がない。人物の背景をしっかり見せていかないと、ただキアヌが犬を殺された恨みで片っ端から人を殺しているようにしか感じない。警察も何もしないし、さっさと殺せばいいのに悪党はキアヌを殺さないで、結局は形勢逆転されるし…。チャド・スタエルスキにとっては初監督作品なので、まぁ無理もないか。続編製作決定していますが、次回作ではもっと人間ドラマを濃くして欲しいです。

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
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