股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

王妃の館

2015年10月24日 16時14分33秒 | 映画評論ア行
製作年:2015年
製作国:日本
日本公開:2015年4月25日
監督:橋本一
出演:水谷豊,田中麗奈,吹石一恵,尾上寛之,青木崇高,中村倫也,安達祐実,緒形直人,石橋蓮司
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パリで圧倒的な知名度を誇り、王妃の館と呼ばれる超高級ホテル「シャトー・ドゥ・ラレーヌ」のスイートルームを昼夜でダブルブッキングするというツアーを、今にもつぶれそうな旅行会社が立案する。個性的な参加者の中に名を連ねた売れっ子作家・北白川右京は、持ち前のマイペースぶりでほかの参加者たちを自分の世界に引き込んでいき…。
直木賞作家・浅田次郎の長編小説を、テレビドラマ「相棒」シリーズなどの橋本一監督が映画化した笑いと涙あふれる人間ドラマ。「王妃の館」と呼ばれるパリでも屈指の伝統と格式を誇る超高級ホテルの知名度を利用して、倒産しそうな旅行会社が企画したパリ旅行に参加したツアー客たちが繰り広げる騒動を描く。それぞれに問題を抱える一筋縄ではいかないツアー参加者の中でもとりわけ個性の強い作家・北白川右京を、『相棒』シリーズの杉下右京役でおなじみの水谷豊が演じる。

ダブルブッキングツアーに巻き込まれたツアー客たちが繰り広げる騒動と人間ドラマを描いた作品。ホテル側とツアー会社が共謀して、2つのツアーグループを鉢合わせしないように上手い具合に滞在させようとする計画。しかし、そんな事が上手くいくわけもなくドタバタ騒動が起きるというお話。何一つ面白くない…。ベルサイユ宮殿やルーブル美術館など、パリをの名所がたくさん出てくるので旅に出たくなります。ツアー客の騒動と、同時進行で作家である北白川が書く劇中劇も進んでいきますが、これがまた驚くほど面白くない。その劇中劇の中の話が安っぽくて邪魔。なんでフランス人役がオール日本人なの?感動も無ければ無駄に歌が長い…(笑)最後の大合唱は何なのか?ツアーの騒動だけど描いてくれた方がまだマシになったのに、話がごちゃ混ぜでまとまりが無い。まぁ、それでもこの映画のストーリー自体、学芸会のような雰囲気で面白みがありませんでしたが…。

この作品の評価・・・・★★☆☆☆☆☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
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