股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ジョン・ウィック

2015年10月01日 04時20分40秒 | 映画評論サ行
製作年:2014年
製作国:アメリカ/カナダ/中国
日本公開:2015年10月16日
監督:チャド・スタエルスキ
出演:キアヌ・リーヴス,ウィレム・デフォー,イアン・マクシェーン
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伝説的な暗殺者として裏社会にその名をとどろかせるも、殺しの仕事から手を引いたジョン・ウィック。暴力から遠く慣れた毎日に安らぎを覚えていた彼だったが、それをロシアン・マフィアによって奪われる。怒りと憎しみに支配された彼は、封印していた殺しのスキルをよみがえらせ、ロシアン・マフィアへのリベンジを果たすことを決意し…。
『マトリックス』シリーズなどのキアヌ・リーヴスがすご腕の元ヒットマンを演じたアクション。ロシアン・マフィアに平穏な日々を壊された元暗殺者が、壮絶な復讐に乗り出していく。メガホンを取るのは、『マトリックス』シリーズなどのスタントを務めてきたチャド・スタエルスキ。『シャドウ・オブ・ヴァンパイア』などのウィレム・デフォー、『ヘラクレス』などのイアン・マクシェーンら、実力派が共演する。全編を貫くダークでスタイリッシュなビジュアルに加え、カンフーと銃撃戦を融合させた迫力のアクションも必見。

久々のジャパンプレミアにて鑑賞。「スピード」「マトリックス」で世界的スターとなったキアヌでしたが、最近はあまりパッとしなかった。しかし“キアヌ完全復活”という宣伝文句に期待して足を運びました。
裏社会から足を洗いながらも、マフィアによって奪われた平穏な生活。怒りと憎しみを抱えて再び復讐に乗り出す男の物語。カンフーと銃撃戦を掛け合わせた長回しのアクションシーンは迫力が凄かった!50歳過ぎてあの動きが出来るのは凄いよホント。しかし凄いのはアクションだけ…。キアヌが殺して殺して殺しまくってるだけの映画でした。登場人物はたくさん出てくるのですが、どいつもこいつも何者なのか説明がない。人物の背景をしっかり見せていかないと、ただキアヌが犬を殺された恨みで片っ端から人を殺しているようにしか感じない。警察も何もしないし、さっさと殺せばいいのに悪党はキアヌを殺さないで、結局は形勢逆転されるし…。チャド・スタエルスキにとっては初監督作品なので、まぁ無理もないか。続編製作決定していますが、次回作ではもっと人間ドラマを濃くして欲しいです。

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
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