股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

フローズン

2011年01月13日 14時42分42秒 | 映画評論ハ行
製作年:2010年
製作国:アメリカ
2010年8月7日公開
監督:アダム・グリーン
出演:ケヴィン・ゼガーズ,ショーン・アシュモア,エマ・ベル,エド・アッカーマン
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ダン・ウォーカー、ジョー・リンチ、パーカー・オニールの3人は、日の暮れたスキー場で最後の滑りを楽しもうとリフトに乗り込むが、山上への途中で突然停止してしまう。大声で助けを呼ぶ3人。しかし、大自然の真っただ中では誰にも悲鳴は届かず、まもなくゲレンデの照明が消え、地上15メートルの空中に置き去りにされてしまう。スキー場の営業が再開されるのは1週間後。携帯電話も食料も持っていない3人は、猛烈な吹雪にさらされ、気温マイナス20℃という暗闇の中、体力と気力を失い、寒さと凍傷の恐怖から逃れられない。まさしく絶体絶命、最悪の状況に陥ってしまった3人は、この悪夢から脱出することができるのか……。
スキー場のリフトの上に置き去りに――そんなバッド・シチュエーションに置かれた男女3人の、身も心も凍る恐怖を描くシチュエーション・スリラー。地上15メートル、気温マイナス20度、携帯も食料もないという最悪の状況で、寒さと飢え、そして孤独感にさいなまれる若者たちの姿を、圧倒的なリアリティで描きだしている。“仕掛け人”は『ソウ』シリーズのプロデューサー、ピーター・ブロックと新鋭アダム・グリーン監督、出演はケヴィン・ゼガーズ(『トランスアメリカ』)、ショーン・アシュモア(『X-MEN』シリーズ)ら若手注目株たち。「だれの身にも起こりえる」リアルなシチュエーションだからこそ、その痛々しさに恐怖心が煽られる。

この映画、去年の真夏に公開されて「公開時期、外し過ぎだろ!」と思って気になってた作品。真冬のスキー場でリフト取り残された若者3人の恐怖を描いた本作。分かりやすく言えば、「オープン・ウォーター」の雪山バージョン。海で通用するなら山でも使える話だ。
極寒のスキー場に取り残されて1週間も助けが来なかったら…実際にありえそうなシチュエーションだから、また怖いリフト代をケチった代償がこれかぁって思うと、また怖い自業自得な感じもするけど、あまりにも悲惨すぎて本当に助けてあげたくなりました(笑)リフトに取り残された3人は色々と考えるわけです。まぁ飛び降りるっていう考えは誰だって思うだろうな。飛び降りたら予想通りの結果になったけど…。寒さや孤独に対する怖さが途中までは良かったんだけど、中盤から登場したオオカミたちが主役っぽくなってきて、なんだかオオカミから逃げるだけの映画になってしまったのが残念でした3人で協力してハシゴまで辿りつければよかったのにと思うけど、ああいう極限状態の中だと冷静になれないのかな。なかなかの怖さと寒さは感じましたが色んな意味で後味が悪い作品でした

この作品の評価・・・・64点
コメント
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