股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

フラガール

2007年03月22日 23時15分29秒 | 映画評論ハ行
製作年 : 2006年
製作国 : 日本
2006年9月23日公開
監督 : 李相日
出演 : 松雪泰子,豊川悦司,蒼井優,山崎静代,岸部一徳,富司純子
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昭和40年。エネルギーの需要は石炭から石油へとシフト、世界中の炭鉱が次々と閉山していた。そんな中、福島県いわき市の炭鉱会社は、地元の温泉を活かしたレジャー施設「常磐ハワイアンセンター」の計画を進めていた。目玉となるのは、フラダンスのショー。早速、本場ハワイでフラダンスを学び、松竹歌劇団で踊っていたという平山まどかを東京から招き、地元の娘たちのダンス特訓を始める。しかし数世代も前から山で生きてきた住民は、閉山して“ハワイ”を作る計画に大反対。まどかや娘たちへの風当たりも強く…。
常磐ハワイアンセンター(現:スパリゾートハワイアンズ)の誕生秘話を、40年の時を超え完全映画化。すすけて色彩のない炭鉱町に、カラフルな60年代ファッションで降り立った勝ち気なダンス講師を松雪泰子が、母に猛反対されながらもフラに魅了されていく少女を蒼井優が、2人を優しく見守る炭坑夫の兄を豊川悦司が熱演。古い体制の中で愚直に働き続ける人、勇気を振り絞って新たな可能性に賭ける人……。時代の荒波にさらされた炭鉱の厳しい日常と、女が自立できる道を初めて知った少女たちの成長が描かれていく。見どころは何といっても、キャストが猛特訓したフラのシーン。
日本アカデミー賞など各賞を総なめにした作品。ストーリーは“再生”をテーマにしていて、よくある話ですがそれ以上にフラダンスでの努力だったり、炭鉱の人たちなどの苦労など色んな話が混ざる事なく見事に描かれています親子の問題だったり地域の問題など色々問題はありますが、それを時には面白く描かれていて時には泣けたりもします。ダンスの先生を演じる松雪泰子の踊りも素晴らしいですが蒼井優や南海キャンディーズの静ちゃんもホントに見事と言えるほど素晴らしい踊りでした。とくにラストのダンスシーンはすごい迫力があったと思います!福島弁も良いもんだね(笑)

この作品の評価・・・・90点
コメント (2)
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