股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

コーヒーが冷めないうちに

2019年03月17日 15時30分07秒 | 映画評論カ行
製作年:2018年
製作国:日本
日本公開:2018年9月21日
監督:塚原あゆ子
出演:有村架純,伊藤健太郎,波瑠,林遣都,深水元基,松本若菜,薬師丸ひろ子,吉田羊
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時田数(有村架純)が働く喫茶店「フニクリフニクラ」には、ある席に座ると自分が望む時間に戻れるという伝説があった。「過去に戻れるのはコーヒーをカップに注いでから、そのコーヒーが冷めてしまう間だけ」といったいくつかのルールがあるが、過去を訪れたい人たちが次々と来店する。
「1110プロヂュース」主宰の川口俊和の小説を映画化。過去に戻れる席がある喫茶店を舞台に、来店する人々が体験する出来事が描かれる。主演の有村架純が喫茶店の店員を演じるほか、伊藤健太郎、波瑠、薬師丸ひろ子、吉田羊、松重豊、石田ゆり子らが出演。ドラマ「重版出来!」「アンナチュラル」などの演出を担当した塚原あゆ子が監督を務める。

タイムスリップできる席がある喫茶店を舞台に、過去に戻りたいと願う人々の姿を描いた本作。宣伝文句で“4回泣ける”というから期待しますよね(笑)何故に喫茶店の席に座ったらタイムスリップできるのかという根本的な疑問は忘れましょう!4つのエピソードで構成されているのだが特に繋がりは無く、余韻に浸る間もなく次のエピソードに行ってしまうので物足りなさが残ります。映画の尺に収めるのは無理があったかも。夫婦の話が一番印象的でしたが泣けるほどではなかった…。封筒なんて普段からカバンの中を確認してるんじゃないの?と思ってしまった。波留のエピソードなんて過去に戻る必要あったの?ってくらい薄い…。そもそも湯気が出ている熱々のコーヒーを注いだのに、飲んだ次の瞬間「もうぬるい…」って言われても説得力が無いのです(笑)
過去を後悔したり、やり直したいと思いながらも皆が前を向いて歩こうとする姿はとても良かったと思うし、最後は卒なく良い話にまとまっていたと思います。伝えらえる時に気持ちを伝えることの大切さを感じました。でも妊婦は走っちゃダメだよ!!

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)

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