股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

22年目の告白−私が殺人犯です−

2017年06月17日 00時14分14秒 | 映画評論ナ行
製作年:2017年
製作国:日本
日本公開:2017年6月10日
監督:入江悠
出演:藤原竜也,伊藤英明,夏帆,野村周平,石橋杏奈,竜星涼,岩松了,岩城滉一,仲村トオル
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阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件が発生した1995年、三つのルールに基づく5件の連続殺人事件が起こる。担当刑事の牧村航はもう少しで犯人を捕まえられそうだったものの、尊敬する上司を亡き者にされた上に犯人を取り逃してしまう。その後事件は解決することなく時効を迎えるが、ある日、曾根崎雅人と名乗る男が事件の内容をつづった手記「私が殺人犯です」を発表し…。
未解決のまま時効を迎えた連続殺人事件の犯人が殺人に関する手記を出版したことから、新たな事件が巻き起こるサスペンス。韓国映画『殺人の告白』をベースに、『SR サイタマノラッパー』シリーズなどの入江悠監督がメガホンを取り、日本ならではの時事性を加えてアレンジ。共同脚本を『ボクは坊さん。』などの平田研也が担当。日本中を震撼させる殺人手記を出版する殺人犯を藤原竜也、事件発生時から犯人を追ってきた刑事を伊藤英明が演じる。

韓国映画「殺人の告白」をベースにしたサスペンス。時効を迎えた殺人事件の犯人が、時効成立後に公に現れ暴露本を出版する…。こういうクズ役は藤原竜也がピッタリのような気がします。「殺人の告白」は鑑賞済みでしたが、本作が「殺人の告白」をベースにした作品だったとは知りませんでした。ストーリー展開は、なかなか面白いし、どんでん返しも意外性があって良いと思います。藤原竜也のクズっぷり演技や伊藤英明の執念で犯人を追う刑事役は上手かったです。2時間あっという間でスピード感があって、ベースがあるものの阪神淡路大震災や殺人事件の時効撤廃という事柄を上手くストーリーに盛り込んでおり、日本映画らしさを出していて良かったと思います。中盤からの失速もちょっと気になりました。やっぱり個人的には韓国版の方が楽しめたなと思います。

この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)

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