股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

水曜日が消えた

2020年12月02日 17時45分18秒 | 映画評論サ行

製作年:2020年
製作国:日本
日本公開:2020年6月19日
監督:吉野耕平
出演:中村倫也,石橋菜津美,中島歩,休日課長,深川麻衣,きたろう
映画『水曜日が消えた』オフィシャルサイト

幼少期の交通事故が原因で、曜日ごとに7人の人格が入れ替わる青年は、思考や性格はバラバラだが、各曜日の名前で呼び合いながら平穏な毎日を過ごしていた。その中でも地味な火曜日(中村倫也)は、ほかの曜日から家の掃除、荷物の受け取り、通院といった面倒な用事を押し付けられていた。ある日の朝、目を覚ました火曜日が水曜日がいなくなっていることに気づく。火曜日は、見慣れないテレビ番組などに戸惑いながらも水曜日を満喫する。
『星ガ丘ワンダーランド』などの中村倫也が主演を務める異色のドラマ。曜日ごとに人格が入れ替わる青年の姿を、火曜日の人格の視点で描く。『スクラップ スクラッパー』などの吉野耕平が監督・脚本・VFXを手掛け、ドラマ「ゾンビが来たから人生見つめ直した件」などの石橋菜津美、『グッド・ストライプス』などの中島歩のほか、休日課長、深川麻衣、きたろうらが共演した。

1週間で7つの人格が曜日ごとに入れ替わる主人公の運命を描いた本作。主人公は火曜日しか生きられない。しかし少しずつ曜日を超えた歪みが発生していきます。似たような設定で言うと洋画「セブン・シスターズ」のようなハラハラドキドキなサスペンスを期待していましたが、淡々としていて似たようなシーンが多かったです。まぁ「セブン・シスターズ」は7人いたけど、本作は1人で7つの人格だから比べるのも悪いか…。
同じ曜日でしか生きられない。人生が7分の1になるからこそ、毎週の火曜日が貴重であり、毎週火曜日が来ることが奇跡なのだろう。火曜日という一部の人格ではなく、1人の人間として成長した姿が描かれているのが良い!全てを受け入れて生きていこうと決心した主人公が素敵でした。しいて言えば他の曜日たちの日常ももっと見せてくれたほうが、面白くなった気がします。付箋でやり取りするシーン、もっと見たかった。全体的に淡々としていて事故や日常生活など似たようなシーンが多かった気がします。アイデアは面白いのに上手く活かせなかったかんじ。中村倫也ファンが観たら、どの曜日の倫也が好きなんだろうか!?

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
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