股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ダイアナ

2014年05月03日 20時17分04秒 | 映画評論タ行
製作年:2013年
製作国:イギリス
日本公開:2013年10月18日
監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル
出演:ナオミ・ワッツ,ナヴィーン・アンドリュース,ダグラス・ホッジ
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1995年、ダイアナが夫のチャールズ皇太子と別居してからすでに3年の月日が過ぎようとしていた。ある日、彼女の良き友であり、治療師でもあるウーナの夫が倒れたと連絡が入り、ダイアナは急いで病院に駆け付ける。そこで彼女は、優秀な心臓外科医ハスナットと出会い…。
『インポッシブル』などの演技派女優ナオミ・ワッツが主演を務め、1997年に交通事故死した元イギリス皇太子妃ダイアナに迫る感動作。20歳で英国王室に嫁いだ若く魅力的な女性が出産や離婚を経験し、しなやかに変貌と自立を遂げる姿を描き出す。メガホンを取るのは、『ヒトラー ~最期の12日間~』『インベージョン』のオリヴァー・ヒルシュビーゲル監督。一人の女性として精いっぱい生き、36歳の若さで逝ったダイアナ妃の愛と苦悩と戦いの日々に心打たれる。

1997年に交通事故死した元イギリス皇太子妃ダイアナの密かな恋を描いた本作。慈善活動や地雷撤去に積極的に取り組んだ彼女を知ると、とても素晴らしい人だと思う。しかし、この映画で描かれているのは“不倫をする皇太子妃”ということ。いくら愛されたいとしても、彼女の立場を考えれば許される恋ではないと思う。恋をした医師のハスナットを追いかけ回して、振り向いてくれないと分かれば他の男とイチャイチャして、その姿をハスナットに見せつけて焼きもちを焼かすという始末。おいおい、これストーカーじゃねぇか!(笑)そもそもハスナットにそんなに魅力があるとは思えなかった。この件で一番迷惑なのは遊ばれたドゥディだろうな…。全体的に安っぽい恋愛映画でしかなかった。慈善活動がおまけで付いているように見えた。
20歳で英国王室に嫁いだダイアナにとっては想像を絶する苦悩があっただろう。36歳で亡くなるまでに様々な幸福と苦悩があったことは事実。しかしそれを、恋愛映画としてだけ描くのは勿体ない。彼女が亡くなった事故の真相も描かれていないのも気になるところ。そのこの映画は何のために作られたのだろうか。これを公開することで英国王室のイメージが悪くなっただろう。ナオミ・ワッツの演技は良かったです♪

この作品の評価・・・・59点

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