股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

上京ものがたり

2014年05月02日 11時53分22秒 | 映画評論サ行
製作年:2012年
製作国:日本
日本公開:2013年8月24日
監督:森岡利行
出演:北乃きい,池松壮亮,瀬戸朝香,谷花音,木村文乃,黒沢あすか,岸部一徳
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憧れの東京で美術大学に入学した菜都美だったが、画材費用のためキャバクラでアルバイトをすることに。同棲中の良介は怠けてばかり、さらにセクハラが原因で顔面神経まひになり、美大の成績は最下位と散々な日々。しかし、先輩ホステス、吹雪の言葉に奮起して絵の道に進むことにした菜都美は、出版社に売り込みをかけ…。
田舎から上京して美術大学に通い、作家デビューするまでを描いた西原理恵子の自伝的コミックを映画化した青春ドラマ。自分を特別な存在だと思っている少女が体験する挫折、そして夢をつかむまでのプロセスを赤裸々につづる。主演は、『武士道シックスティーン』などの北乃きい。無職の恋人を、『行け!男子高校演劇部』などの池松壮亮が演じるほか、瀬戸朝香、谷花音などが共演。メガホンを取るのは、西原原作の映画『女の子ものがたり』を手掛けた森岡利行。将来の夢や恋愛にもがきながらも、転んでもただでは起きないたくましさが共感を呼ぶ。

田舎から上京してきた女の子が、悩み、つまづき、凹んでも、前に進み続ける姿を描いた作品。北乃きいってこういう役が似合いますね。負け組は負け組なりの人生がある!ネガティブ思考の自分にとっては、共感できる部分もありました。「最下位には最下位の戦い方があると思う」「夢を持ってるやつがそんなに偉いのか!」と先輩ホステスの言葉に激しく共感!そうだそうだ!夢を持っていなくたって幸せだ!!夢を持って、その夢を叶えられる人なんて、ほんの一握りだ。未来がどうなろうと、とりあえずは前に進まなきゃ何も始まらないのだと思う。主人公の菜都美だって、まだまだ始まったばかり。上京した経験がある人はきっと共感できる作品かと思います。

この作品の評価・・・・70点

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