股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

怪物の木こり

2024年05月25日 16時55分45秒 | 映画評論カ行

製作年:2023年
製作国:日本
日本公開:2023年12月1日
監督:三池崇史
出演:亀梨和也,菜々緒,吉岡里帆,柚希礼音,染谷将太,中村獅童

映画『怪物の木こり』公式サイト

2024.4.24 ブルーレイ&DVDリリース/2024.3.27 先行デジタル配信スタート(順次配信開始)「このミス大賞」受賞 “サイコパスVSシリアルキラー”超刺激サスペンス映画化!亀...

 


絵本「怪物の木こり」に登場する怪物の仮面をかぶり、おので頭を割って脳を奪い去る猟奇殺人事件が続発する。次の標的として弁護士・二宮彰(亀梨和也)が狙われるが、彼は殺人鬼を上回るほど狂気じみたサイコパスだった。一命を取り留めた彰は復讐を誓い、自ら犯人を突き止めようとするが、警視庁のプロファイラー・戸城嵐子(菜々緒)らさまざまな者たちの思惑が絡み合い、捜査は混迷する。
「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した倉井眉介の小説を映画化。連続猟奇殺人鬼に命を狙われたサイコパス弁護士が、殺人鬼を返り討ちにする機会をうかがう。『藁の楯 わらのたて』などの三池崇史が監督、同作にも携わった小岩井宏悦が脚本を担当。目的のためには殺人も辞さない主人公を『ジョーカー・ゲーム』などの亀梨和也が演じ、『七人の秘書』シリーズなどの菜々緒、『見えない目撃者』などの吉岡里帆のほか、堀部圭亮、渋川清彦、染谷将太、中村獅童らが出演する。

連続猟奇殺人鬼vsサイコパス弁護士の死闘を描いたサイコスリラー。ストーリーや設定、場面の雰囲気は良い。役者陣も豪華。サイコパスは育った環境、出会った人によって形成されていくものだと思っていたが、怪物もサイコパスも良い人も、紙一重。ちょっとしたキッカケで、何かのスイッチで、許すこと許せぬことで、誰もが凶行に走ってしまう、人間の脆さのようなものを感じました。
しかしながら猟奇的さが物足りないというか、三池監督らしさが弱いというか、せっかく面白い世界観なのだから、R-18指定レベルのぶっとんだ作りにしてほしかった。血飛沫もリアルさに欠ける。終わり方も落ち着いた感じがして物足りない感じ。亀梨くん、イケメンなんだけどサイコパス感が弱いんだよなぁ…。染谷将太のほうがやっぱり演技が上手いというかサイコパス感がある。東間事件の夫婦を題材にしたほうがもっと面白く出来た気もする。

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
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