股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

パラレルワールド・ラブストーリー

2019年11月26日 12時51分27秒 | 映画評論ハ行
製作年:2018年
製作国:日本
日本公開:2019年5月31日
監督:森義隆
出演:玉森裕太,吉岡里帆,染谷将太,筒井道隆,美村里江,清水尋也,田口トモロヲ
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最先端の研究を行う会社に勤務する敦賀崇史(玉森裕太)と、幼なじみの三輪智彦(染谷将太)。ある日、智彦に恋人の津野麻由子(吉岡里帆)を紹介された崇史は、学生時代に並行して走る電車で見て、人知れず淡い思いを抱いていた女性だったことに驚く。一方の世界では、崇史は麻由子と幸せな同居生活を送っていた。しかし、崇史は智彦が消えたことに疑問を抱き始め......。
多くの著書が映像化されてきた作家・東野圭吾の原作を、玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太らの共演で描くミステリー。主人公と恋人が幸せな日々を送る世界と、恋人が主人公の親友と交際している世界が並行する物語を描き出す。二つの世界で翻弄(ほんろう)される青年を玉森が演じ、恋人に吉岡、親友に染谷がふんする。監督を務めるのは『宇宙兄弟』『聖の青春』などの森義隆。

東野圭吾原作のミステリー。2つの世界が並行する物語。“パラレルワールド”というタイトルからしてSF的な話かと思いましたが、三角関係の恋愛モノでした。それに加えて脳の科学実験によって記憶を操り、3人の関係が崩れていく。2つの世界を行き来する主人公の崇史が真実を知り、過去の決断や、愛情か友情かで苦悩する姿は面白かったです。しかし崇史にも麻由子にもイマイチ共感できないのが残念…。親友の恋人を何が何でも奪ってやろうとする崇史も、麻由子のどっちつかずな態度も気に入らない。
記憶を思い通りに書き換えるという展開は面白かったですが、誰がどこまで知っているのか、知らないのかが整理出来なくて頭フル回転してなかった自分は混乱しました。時系列を全て理解するのは至難の業でしょう(笑)後半で記憶が操作されていることが判明してから少しはスッキリするかなと思いましたが最後までモヤモヤでした。
切ない映画ではありましたが映画にするには難しい原作だったのかもしれません。玉森裕太,吉岡里帆,染谷将太、3人の演技が良かっただけに勿体ない!ただ、主題歌は良かったです♪

この作品の評価・・・・★★★★☆☆☆☆☆☆(満点は★10)
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