股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

天地明察

2012年09月15日 12時44分29秒 | 映画評論タ行
製作年:2012年
製作国:日本
2012年9月15日公開
監督:滝田洋二郎
出演:岡田准一,宮崎あおい,佐藤隆太,市川亀治郎,中井貴一,松本幸四郎
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碁をもって徳川家に仕える碁打ちの家に生まれた安井算哲。囲碁以外にも、算術・神道など様々な知識を持つ算哲が最も愛したもの、それは星を眺めること。会津藩主・保科正之の命で、日本全国の北極星の高度を測り、その土地の位置を図る北極出地の旅に出た算哲は、その途上、今、使われている暦の重大な誤りに気付く。旅から戻った算哲は、その誤りを正す改暦の大事業を担うことになるが、それは、暦を司る権力=朝廷への挑戦を意味し、更に暦の作成には正確に星の動きを知り途方も無い計算を極めねばならず、正に天と地への挑戦に他ならない。算術や天文学に魅入られた多くの仲間たちの支えを受け、権力から度重なる理不尽な仕打ちを受けながら、算哲の生涯を賭けた挑戦が始まる。
おくりびと』で米国アカデミー賞®外国語映画賞を獲得した滝田洋二郎監督待望の最新作は、2010年本屋大賞第1位に輝いた冲方丁(うぶかたとう)のベストセラー小説「天地明察」。太陽や星を測り、日本で初めての暦作りに挑戦した実在の人物・安井算哲(後の渋川春海)の物語だ。
主人公・安井算哲役に挑むのは、その端正な演技で、全世代から圧倒的な人気を誇る、岡田准一。算哲を支える妻・えん役に宮あおい。超豪華キャストが集結し、「江戸×天文」というスクリーンでかつて見たことのない世界が壮大なスケールで描かれる。

モニター試写会にて今年の3月に鑑賞。公開までレビュー公開も控えてました。


本屋大賞を受賞したベストセラー小説の「天地明察」の映画化。「天地明察」とは、天の動きと地の位置を観測し、天文の原理を解明すること。日本を代表する豪華な役者陣が揃いました。江戸時代に天文方として活躍し、暦作りに挑戦した実在の人物・安井算哲の物語。誰も成し遂げてない事をする。1を100にする事は簡単だが、0を1にする事は難しい。無謀な挑戦であっても諦めずに1歩1歩進み続ける算哲の姿がとても印象的でした。パソコンも通信機器もない時代に、自分の足で自分の目で星の謎を解明していくなんて、昔の人は本当に頭が良かったんだなと思います。そして宮崎あおい演じる妻の“えん”や、水中井貴一演じる戸光圀など、周囲の支えがあってからこそ成功したようなもの。まさに“失敗は成功の元”と感じるし、成功は1人では叶えられないのだ。
えんの良妻過ぎるほどの良妻はちょっと違和感を感じましたが、「私より先に死なないでください」なんて宮崎あおいに言われたら…たまらんわぁ(笑)
途中で多少の中だるみがあり、まぁ最後の40分くらいだけ観てれば話は理解出来そうな気はしますが、日本映画ならではの良さを感じられる作品でした。ちょっと長いかなぁ~。もうちょい省略できる部分もあったと思う。もう少し主人公の苦悩が感じされたら良かったです。

この作品の評価・・・・73点

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